プロフェッショナル 仕事の流儀 市川海老蔵スペシャル「荒ぶる魂、覚悟の舞台へ」
久しぶりの『プロフェッショナル』。
しかし、すこし残念な気持ちであった。
今日のプロフェッショナルが市川海老蔵だったからだ。
市川海老蔵
正直、よいイメージがない。
ワイドショーが追いかける、浮世離れした、色男。
今回は、茂木さんが Twitter で実況中継。
そのへんの偏見にもつぶやきがあった。
御意海老蔵がプレイボーイだって言うけどさ、女だって必死。本物の男を、命がけで捜しているんだよ。その結果、海老蔵を好きになるのは、仕方がないでしょ。
Twitter には泣いているというつぶやきが多い。
「そうかなぁ」と斜に構えていたら、
私も後半はうるうるしてきた。
特に、ロンドン公演のところはぐっとくる。
震撼する。培ってきたものがだいなしになる。 この海老蔵の言葉に震撼するねえ。
この愚直さ。一人でもくもくと踊っている海老蔵の姿に涙するよ。孤独なんだよ。
「忙しくてすいません」と密着しているカメラマンに言う場面がある。
「走るんじゃなくて、飛ぶように生きている。」
うまく言語化できないんだけれども、
共感できるんだよな。
「人生は運と勘と縁」
私たちは勘を養うために、
さまよい歩き続けるのだろう。