白州信哉 『白洲スタイル』

あまりにもひさしぶりすぎて、
リンクの貼り方を忘れていた。
「白洲」と聞いて、ピンと来る人も多かろうが、
今をときめく、白洲次郎、白洲正子、
そして、小林秀雄の孫である。
茂木健一郎氏曰く、
母方のおじいさんが小林秀雄で、父方が白洲次郎、白洲正子でして、日本文化のロイヤル・ストレート・フラッシュみたいな人なんです(pp.144)
私もこの下りで知ったのだが、
ご多分に漏れず「ロイヤル・ストレート・フラッシュ」で笑った。
本書の前に、小学館101新書から出ている
『白洲家の流儀』も読んでいた。
結構、かぶる内容も多いのだが、
茂木氏との対談が興味深かったので読んでみた。
近親者の目から見た
有名人の祖父母は興味深いが、
自分たちのそれと大差ないのは
当たり前といえば、そうなのだが、
ちと物足りない。
テレビの見過ぎなのかもしれない。
有名人のプライベートに興味があるのなら
おもしろい本だ。