Saturday, September 27, 2008

日本びいきの外人を見るとなんか和むスレのまとめ

 最近みつけて、たのしく読ませてもらっている。

日本びいきの外人を見るとなんか和むスレのまとめ

 その名のとおり、ほんわか系ブログだ。読んでいるとおもわず口元が緩む。日本びいきの外国人を紹介するときに使われる顔文字が、いい感じで好き。

 とりわけ英語教育には関係ないが、異文化理解の一側面を持っていると思っている。特に攻撃的なことばではなく、よい面を拾いあっているのには共感が持てる。書いてある内容の信頼度は未知数だが、歴史に疎い私にはよい材料にもなっている。これを読んでその出来事を知り、調べたり、本を読んでいるときに「あぁ、これか……」などとひっかかる。

Friday, September 26, 2008

お友達内閣だろうが、なんだろうが

 政治の世界が騒がしい。麻生内閣の発足に対し、あーでもない、こーでもないと報道。お友達内閣らしいのだが、それのどこが悪い。聞く耳さえ正常ならよい。

 新聞などでも指摘があったが、文教族が多い。前に「文科省は新人大臣のためのポストなのか?」と書いたことがある。もしそうであるなら仕方がないことなのだろう。どうなのだろうか?

 それはそうと、大きなニュースは小泉さんの政界引退宣言だろう。「世間は驚いている」という論調の報道であるが、本当にそうか?総理を辞めたらなにをするのだろうかと不思議であった。総理を辞めて、院政をしいているひとも多い。今回の国交省大臣も元総理が絡んでいる。

 国交省大臣の発言が波紋をよんでいる。

asahi.com:中山国交相の発言内容要旨 - 政治

■中山国交相の発言内容(抜粋)

《成田空港》

 (滑走路の)1車線がずうっと続いて日本とは情けないなあと。「ごね得」というか、戦後教育が悪かったと思うが、公のためにはある程度自分を犠牲にしてでもというのがなくて、自分さえよければという風潮の中で、なかなか空港拡張もできなかったのは大変残念だった。

《単一民族》

 外国人を好まないというか、望まないというか、日本はずいぶん内向きな、「単一民族」といいますか、世界とのあれがないものだから内向きになりがち。まず国を開くというか、日本人が心を開かなければならない。

《日教組》

 ついでに言えば、大分県の教育委員会のていたらくなんて日教組ですよ。日教組の子どもなんて成績が悪くても先生になる。だから大分県の学力は低いんだよ。私は(文科相時代に)なぜ全国学力テストを提唱したかと言えば、日教組の強いところは学力が低いのではないかと思ったから。現にそうだよ。調べてごらん。だから学力テストを実施する役目は終わったと思っている。

 一個人として、酒の席の話としてならよかろう。しかし、大臣である。野党はともかく、閣内からも厳しい声があがる。正常な反応だ。小泉さんなら更迭か、辞職を促すだろうと考えた。そういう人だろう。麻生さんはどうだろうか。この内閣には選挙がかかっている。

 お友達内閣と評されている。聞く耳さえ正常ならば、なにが悪い。「あなたとは違うんです」といって辞めた前総理は客観的に自分をみることができると言っていた。テレビで自分の姿を見ても「さすが総理だ」と思える姿だったようだ。客観的とは表面しか見ないことだ。裏の苦労やら生い立ちやらなどは、私たちには見えない。

Tuesday, September 23, 2008

Longing

 だいぶ涼しくなってきた。暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもんだ。なぜか知らんが、栗ご飯だった。おいしかった。

 麻生さんが自民党総裁になった。4度目の挑戦だったらしい。候補者が顔を揃えてテレビにひっぱりだこのようだったらしいが、私は知らない。テレビを見ていない。私は今回の総裁選を TV ショーだと思っている。テレビを見ていない、私が知らないのだから間違っていないだろう。新聞を見る限りでは、自民党の宣伝だと受けている。国会をやるよりもこちらのほうが効率的なのだろう。総選挙が大変だ。

 週末に、子どもが被害に遭う事件が2件起きた。栃木県の今市で起きた事件は解決したのだろうか?思い出した。

 明るいはなし。

 B'z の Live が大きく報じられる。Pleasure ツアーなので、お祭りだから当然か。おもしろかったらしい。横浜はまた雨だった。今年の Live は変則で、アルバムツアーと Pleasure ツアーのミックス。おそらく DVD かなにかでリリースされるだろう。

 B'z でもうひとつ。B'z Party から20周年記念の DVD が送られてきた。『B'z Official Bootleg Hidden Treasure ~Typhoon No.20~』Official な Bootleg ってなんだ?10周年のときは VHS で送られてきた。DVD に進化した。まだ見ることができていない。

 最近、本を読んでいない。読めないでいる。さっさと楽になりたい。朝は涼しい。夜も涼しい。本を手にする余裕がない。こんなときはなすがまま、本をそばに置かない。そのうち、読みたくなる。そう信じている。

 久しぶりにピアノを弾く。昔、弾けた曲が弾けなくなっている。George Winston の Longing / Love 。スコアを探るも見つからない。イライラ。しかし、弾いているうちに忘れる。気持ちのよい時間を過ごした。

Thursday, September 11, 2008

9月11日

 暗くなった空を窓から眺める。真っ暗だ。何を思ったか、窓辺へ近づき左右確認。まだ昼間の空があった。夏の夕空は、赤から青、紫へのきれいなグラデーションが見られた。今日見た空は、はっきりと昼間の空と夜の空の境目が見える。こういう空を見ると、秋だなと思う。

 最近の朝夕の涼しさは秋だ。しかし、昼間はちょっとでも動くと汗が……。半袖と長袖のお世話になる。面倒くさい。奥日光では霜が降りたらしい。南の空には大型台風。

 福田さんが辞意を表明したあとに、「お疲れさん。じゃぁ、次、麻生君」と5秒で終わることだと思うのだが、どうなのだろう。昨日、自民党の総裁候補が出揃った。顔ぶれでは、石破さんに驚いた。よいアピールだと思う。9月11日、ニュースも多い。発言が取り上げられることも多かろう。

Sunday, September 07, 2008

Paralympic

 今日からパラリンピックの競技がはじまった。とはいっても、テレビで観戦しているわけではない。昨日、開会式のもようが教育テレビで放送されていたので知った。

 オリンピックの開会式と違い、はじめに選手が入場する。そして、入場した選手は観客として開会式のパフォーマンスを楽しむ。当然といえば当然という気がする。聖火点灯はあいかわらず突拍子がない。

 オリンピックは空中でトラック1周だった。パラリンピックではあの高さの聖火台まで登る。実況アナのはなしでは 50m という。車椅子のランナーがその高さまで登る。なんのこっちゃよくわからんだろう。綱のぼり、ということばがあるのかどうか分からないが、1本のロープを車椅子ごと腕の力だけで 50m 登っていく。見ているこちらが力が入る。

 解説の人が「できることをやる」といっていた。どんな事柄にでも共通のことだろうと思うのだが、そうではないようだ。

 パラリンピックは IOC が管轄して行われていると思っていた。北京パラリンピックは、この認識で間違っていないが、これもアテネオリンピックからである。そうだったのか。

パラリンピック - Wikipedia

 パラリンピックの意味は、パラレル・オリンピック。私は、ずっとこの解釈でいたが、はじめは、Paraplegic Olympic の意味の造語であったというのを Wikipedia で知る。最近は福祉というか医療という意味合いより競技として認知されているようだ。こうなると問題はオリンピックと共通してくる。オリンピックではハンマー投げで室伏が銅メダルか?ということになっているようだ。前回のアテネ大会でも同じように「いざこざ」があっただけに悲しい。

 今回のパラリンピックで楽しみにしている競技がふたつある。ひとつは、車椅子バスケ。もうひとつは、Oscar Pistorius という義足ランナー。

義足の陸上選手「ブレードランナー」五輪出場へ前進、CAS裁定 国際ニュース : AFPBB News

 Oscar Pistorius はオリンピックに出る出ないで一騒動あったので記憶にある。義足が加速器のようになるのではないかと検証されるくらい速いらしい。

 車椅子バスケは井上雄彦の『リアル』で興味をもつ。

信濃毎日新聞[信毎web] 集大成のパラリンピックへ 車いすバスケ男子監督奥原さん

日本チームの練習を指導しながら、奥原さんは「まちづくりなど物理的なバリアーは確かに改善されたが、心の部分はどうだろうか」と口にした。「北京五輪の終盤、テレビの出演者が『感動が終わっちゃう、明日からどうしよう』って言っていた。おれたちがこれから頑張ろうとしている時なのに」

 申し訳ない気持ちになる。今、NHK 教育でパラリンピックの本日のダイジェストが放送されている。車椅子バスケの練習の様子も放送されていた。すごい体をしている。

 柔道で3大会連続金メダルで、今大会4連覇がかかっていた藤本聡選手のインタビューはよかった。とても、よかった。シンプルであるが、こころが伝わる。インタビュアーの能力の低さも関係なく強いことばだった。

 続きで NHK 教育でパラリンピックの見所という番組が放送されている。矢口真理と益子直美がでている。これはどうでもよい。そのなかで、義足の短距離ランナーの人が興味深い。Oscar Pistorius ではない。申し訳ないが名前を失念してしまった。義足の自分の走りを研究している大学生ランナーというのは「なるほど、やったなぁ」と唸ってしまった。

 もうひとり、還暦の陸上選手、大井利江選手。円盤投げの選手だ。しかも世界記録保持者。マンガでないから笑えない。見た目も、確かに若いとはいえない。「40歳くらいかしら?」と思っていたが60歳ときた。

 14日あるらしい。ちょっと楽しみができた。 

Thursday, September 04, 2008

B'z in Nスペ

 うぉ、今年いちばんの興奮かも……

『NHKスペシャル』がB’zに密着! バックステージやプライベート映像も初公開 ニュース-ORICON STYLE-

B’zを追った『NHKスペシャル』の放送は10月6日(月)夜10時より放送予定。



 内容的には、99年に発売された『The true meaning of“Brotherhood”』のような感じだろうか。楽しみだ。もしかして、体育の日かなにかかな?なら見られそう。

Wednesday, September 03, 2008

テスト分析専門部署

 すこし気になったニュース。

NHKニュース 文科省 テスト分析に専門部署

文部科学省は、全国の小学6年生と中学3年生を対象にした全国学力テストについて、正答率の高かった学校の指導方法などを分析して全国的な学力の向上につなげたいとして、分析を専門に扱う部署を置くことになりました。

ことしで2回目になる全国学力テストは、先月、都道府県別の結果が公表され、去年に続いて児童や生徒の応用力不足が浮き彫りになったほか、小学校ではいずれの教科でも秋田県が2年連続で全国トップになるなど順位が固定化している傾向も見られました。こうした結果について、教育関係者からは「前回の学力テストの結果を見ても、応用力不足の傾向が見られるのに、現場での指導に生かせていない」という指摘が出ていることから、文部科学省は、テスト結果の分析をより詳しく行う必要があるとして、省内に分析を専門に扱う部署を置くことになりました。ここでは、前回に比べて正答率が大幅に上がった学校の指導方法や地域の生活習慣などを分析するほか、それが学力とどう関係があるのかを調べて、全国的な学力の向上につなげたい考えです。

 テストって、目的があるからテストなんですよね?問題を考えるときも、そのような目的を定めて作っているはず。かなり危ういと思った。

あなたとは違うんです

 このことばが独り歩きしているようだ。流行で終わるだろうが、福田首相の辞任と結び付けられたことがなので使ってみた。他意はない。

 福田首相が辞任の意を固めたようだ。私はテレビの辞意表明を見ておらず、翌朝のニュースで知った。「ようやく辞めたか……」というのが私の気持ちだ。1年で短命は短命であるが、ご祝儀総理としては長すぎる。まぁ、そんなキモチはどうでもよい。

 安倍さんと同じではないか、デジャヴだ、という声が一般的なのだろうか?福田首相は違うといっているようだが、本人の意は意味をなさない。そう思っている人がいるのだから仕方がない。これをよくわかっていない発言が新聞やらワイドショーを賑わす。

 彼は学校教育が示した型落ちの理想的な社会人である。これは単なる印象である。「私は私自身を客観的にみることができる。」すごい発言だ。これは「私だったら、福田康夫を総理にふさわしくないとし、辞任を要求する。」という発言と同意だ。たしかに安倍さんとは違う。あちらは病気で、こちらは能力不足。

 おのれの限界に 気づいたつもりかい?
 かすり傷さえも 無いまま終わりそう

 読売新聞に中曽根さんの談話が載っていた。自分の力量が総理の器ではないと気がついた点はよしとしよう。しかし、忍耐がない。

Monday, September 01, 2008

防災の日

 遠くでカミナリの音が聞こえる。これから来るか?

 川沿いを通ったら消防車が2,3台ほど停車していた。野次馬らしき人たちもいる。「誰か溺れたのか?」と思いながら、野次馬根性がまったくない私は通り過ぎる。

 9月1日、防災の日

 あぁ、そうか。朝のニュースも新聞も読まずに出てきたので忘れていた。夜のニュースで静岡県で大掛かりな防災訓練が行われたとあった。東海地震を想定してのことらしい。そのようすを野次馬が興味深げにみている絵があった。

 クローズアップ現代に茂木健一郎氏が出ていた。

コピペ利用で脳弱り「人間の存在価値なくなる」: 私見「クローズアップ現代」 :J-CAST テレビウォッチ

 VTR 出演で、野口悠紀雄氏、齋藤孝氏。「コピペ」について。そういえば、BS で Noam Chomsky のインタビューが放送されていたらしい。「らしい」ということは、観ていない。再放送も BS らしい。めんどくさい。

 今日は移動の一日。約30km。収穫はなし。とても疲れた、いや疲れた。

 雨が落ちてきた。虫の音が静かになる。もうすこし降るだろう。

21人って、多いの?少ないの? ― 大分県教委汚職

 大分県の教採についてスルーしてきた。どのような対応がとられるか見たかったからだ。その対応が示された。

大分県教委、21人を不正合格者として採用取り消し : 大分県教委汚職 : ニュース特集 : 九州発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 とりあえず、採用取消となるようだ。とりあえずというのは、救済処置が施され臨採扱いになるという。合格点に満たないのだから採用取消は妥当だ。救済処置の臨採も現場の混乱、点数操作の大小などを考慮すれば、よい落としどころであろう。

 しかし、21人とは多いなぁと思う。大分県の採用予定人数が今年は全部あわせて約120人だ。昨今の教員不足で採用人数が前年度よりは増えていると考えると、やりたい放題だったんだろうなぁ、と思わせる数字だ。

 この21人は運が悪かった。正直、そう思う。07年度、もしくはそれ以前の人たちはお咎めなしなのだ。今、点での対処がされようとしてる。それが線になるには時間をさかのぼることか。そして、面として捉えられたとき、大変なことになりそうだ。