Thursday, August 19, 2010

プロフェッショナル 仕事の流儀 市川海老蔵スペシャル「荒ぶる魂、覚悟の舞台へ」

勢いで書く。

久しぶりの『プロフェッショナル』。
しかし、すこし残念な気持ちであった。
今日のプロフェッショナルが市川海老蔵だったからだ。

市川海老蔵

正直、よいイメージがない。
ワイドショーが追いかける、浮世離れした、色男。

今回は、茂木さんが Twitter で実況中継
そのへんの偏見にもつぶやきがあった。

海老蔵がプレイボーイだって言うけどさ、女だって必死。本物の男を、命がけで捜しているんだよ。その結果、海老蔵を好きになるのは、仕方がないでしょ。

御意

Twitter には泣いているというつぶやきが多い。
「そうかなぁ」と斜に構えていたら、
私も後半はうるうるしてきた。
特に、ロンドン公演のところはぐっとくる。

培ってきたものがだいなしになる。 この海老蔵の言葉に震撼するねえ。

震撼する。

一人でもくもくと踊っている海老蔵の姿に涙するよ。孤独なんだよ。

この愚直さ。

「忙しくてすいません」と密着しているカメラマンに言う場面がある。

「走るんじゃなくて、飛ぶように生きている。」

うまく言語化できないんだけれども、
共感できるんだよな。

「人生は運と勘と縁」

私たちは勘を養うために、
さまよい歩き続けるのだろう。