Sunday, December 28, 2008

ほぼ「ほぼ日手帳」

手帳であれこれ迷っていた。
いままでの経験やら知恵やらがあると
もっと悩むのかもしれない。
来年からはじめようと思った。

手帳がこんなに広い世界だとは
知らなかった。どっぷり遭難してしまった。

まず目に付いたのが、
MIDORI の TRAVELER'S notebook

トラベラーズノート TRAVELER'S notebook

カタチと見た目から入る私としては、
コイツは100点だ。
しかし、大きさが微妙であった。
一辺 210mm の正方形というのはなかなかない。
使いやすいのかもしれないが、
A6 か A5 だったら、少々高いが、即決だったろう。
リフィルも好みのやつがなかった。

次はやはりほぼ日手帳が候補となる。
基本、ほぼ日手帳に文句はない。
というか、比較対照として王道だろう。
文句があるとすれば、「おことば」くらいである。
デイリータイプも私のケースに合っている。

しかし、結局は
無印の再生紙ダイアリースケジュール A6
を購入。

無印良品ネットストア[再生紙ダイアリースケジュールA6・2009年]

ほぼ日と比べると

  • 紙の質が残念
  • メモ部分が方眼でなく残念


方眼でなく横罫なのはかなりのマイナスポイント…

ペンは三菱の signo 0.28mm のブルーブラック

ユニボールシグノ超極細 三菱鉛筆株式会社

そして、三色ボールペンを実践しているので、
他に赤、緑と3本が表紙ページにかかっている。
学生の頃から愛用している。
ペン先 0.28mm でもひっかかりなく書ける。
しかし、3本差しは使い勝手が悪い。
ゲルインクで多色ペンを探す。

PILOT | ハイテックCコレト

これの3色、ペン先 0.3mm のレフィルを買う。
私の HI-TEC-C に対する印象はあまりよくない。
何本かペン先をダメにし、インクを最後まで
使っていない。
まぁ、しばらく前なので改善されているだろう。

古山明男 『変えよう! 日本の学校システム 教育に競争はいらない』

Amazon.co.jp: 変えよう! 日本の学校システム 教育に競争はいらない: 古山 明男: 本書名にピンときて手にした。
どこかで見たことがあるとおもったからだ。
ビンゴ!
購読しているブログのタイトルであった。
そこの著者が書いているらしい。

変えよう!日本の学校システム 

とてもおもしろい本であった。
「教育問題はシステムの問題」
この持論が展開されている。
私の常識だと、これは、
「ゼロベースで教育を見直そう」
となる。
これが本書の基本スタンスだ。

第2部がおもしろい。

目次
第1部 行き詰まった日本の教育
不登校は制度公害
入試制度の一人歩き
個性尊重の教育はできるのか
第2部 中央集権無責任体制 日本の学校システム
中央集権にして無責任
手足をもがれた教育委員会
院政体制を敷く文部科学省
教師の自主性が発揮されない学校
意見を言えない保護者・住民
『教育基本法』の精神
第3部 成熟社会のための教育システム
学校を作る自由
イギリス型かフィンランド型か
教育費全面無償への道
教育主権在民の確立を

いまの教育システムを見てみると
「教育委員会はなぜあるのだろうか?」
とふと疑問がわく。

文科省と現場のパイプ役
にでもなっていればいいのだが、
パイプにすらもなっていない。
私はそう思っていた。

文科省、教育委員会、学校
この三すくみが諸悪の根源。
責任者が見当たらない。
文科省が責任者だろうと
思われるかもしれないが、

教育における指揮系列のピラミッドは巨大である。日本中の公立学校がひとつのピラミッドになっている。
文部科学省→都道府県教育委員会→市区町村教育委員会→学校
というピラミッドである。
ところが、このピラミッドには、頂点である文科省の位置づけがはっきりしないという、とんでもない問題がある。
「文科省は教育委員会に対しても学校に対しても正式な指揮権限を持っていない」のである。(pp.102)


なぜか?というと理由がある。

教育委員会は新制度の重要な柱であり、六・三制とともに発足するはずであった。しかし、教育委員会をどのようなものにするかで、どうしても議論がまとまらない。そのため、教育委員会の発足は六・三制より一年遅れる。この一年の差が大きかった。文部省がすべてを管轄する仕組みが先にできてしまい、それを裏付ける法令群もできてしまう。
そこに教育委員会ができてきたが、教育委員会の最大の仕事であるはずの「学校基準設定」と「カリキュラム作成」は、文部省が握って話さない。(pp.113)


文科省はいらない子だったのだ。
なので、存在意義を示し続けなければ
いけないのだ。

「文科省がいらない子だ」という解決法は
多くの人が考えると思う。
私も考えたが、すぐに他の手段を考える。
あまりにもコストがかかるからだ。
なぜなら、文科省ありきが
暗黙の前提となっているからだ。
なぜだかわからない。
少なくとも、私の常識ではそうである。

しかし法制定の時分、
文部省は教育普及のために適した機関であった。

教育における民意反映は、教育委員会に残された重要な仕事である。ところが、当時の最大の課題は、戦災復興と中学の義務教育化、高校の増設などであった。<略>「とにかく教育普及を」の時代であり、この時代は組織力と効率性が必要とされていた。民意反映の必要は、さほど切実なものではなく、むしろ教育委員会があることによる非効率が問題とされることが多かった。(pp.113)


この時代、この条件下での
文部省の存在は大きい。
しかし、政治問題なのか
官僚の権力争いなのか
文部省は教育実行者として
重い腰を下ろした。

教育とは文化現象であり、国家統制、官僚統制になじまない。教育者の使命は、宗教家、学者、芸術家などと同じ性質のものである。だから、学校が上級下級の行政官庁の命令系統の中に組み入れられてはいけないのである。学校は自治的に運営されるべきである。小学校から大学にいたるまで、学校の種類の間に、官庁のような上下関係があってはいけない。所管する官庁と学校との間にも、官庁的な上下関係があってはいけない。(pp.178)


上記の引用は、最近の教育者のことばではない。
教育基本法制定当時の田中耕太郎文部大臣の
教育基本法第十条の解釈である。
しかし、この法律解釈が戯言かの如く
綿々と不当な支配が続けられている。

勉強不足を痛感。
同様な書籍をもう何冊か読みたい。

Friday, December 26, 2008

おしゃれな文

英語・発音・語彙/英語耳

3人の歴史上の人物と、sat, walk, run, flyを使ったとてもしゃれた文。


一体何のことやらと思ったが、読めば瞭然。
sat, walk, run, fly の使い方がおしゃれなのだろう。
この動詞で分かったら、もっとおしゃれ。

Rosa sat so Martin could walk.
Martin walked so Obama could run.
Obama ran so our children can fly.


Obama が次期大統領に決まってから
日本でも NHK でキング牧師が取りあげられていた。
まぁ、その絡みなのだが個人的には
run と fly の使い方がうまいと思う。

白状すると Rosa が誰なのか分からなかった。
なので google さんに聞いてみた。

Rosa Parks. Martin Luther King, Barack Obama - Anne's English Cafe(英語教師の出直し英会話) - Yahoo!ブログ

Rosaというのはローザ・パークス(Rosa Parks、1913年 - 2005年)のことです。


あぁ、あの人か。
分かったぞ。
walk もすごいうまいなぁ。

そういえば、英語の教科書にはまだ
Martin Luther King Jr のはなしは載っているのだろうか?

ビュービュー北風 ふわふわ風花

今朝は冷え込んだ。
夜中、強い風が吹いていたが、
これぞ冬という感じであった。

今朝は風花が舞った。

風花 - Wikipedia

晴天時に雪が風に舞うようにちらちらと降ること。あるいは山などに降り積もった雪が風によって飛ばされ、小雪がちらつく現象のこと。


このことばを知ったのは高校生のときだった。
冬は厳しい。
暑さより厳しい。
その厳しさを美しさに変えてしまう
力を持ったことばだと思った。

この時期の風花は冬の到来を知らせ、
春先の風花は冬の終わりを知らせる。

高等学校学習指導要領改定案

高校の学習指導要領改定案が発表された。

高等学校学習指導要領、特別支援学校学習指導要領等改訂案関係資料

学習指導要領なので全教科に
改定案が提案されるはずだが、
外国語(以下、英語)だけが大きく扱われている。
それだけ学校の英語には期待があり、
不満があるのだろう。

改訂のポイントは2つ

高等学校学習指導要領改訂案のポイント

  • 高等学校で指導する標準的な単語数を1,300語から1,800語に増加(中学校、高等学校合わせて2,200語から3,000語に増加)
  • 授業は英語で指導することを基本


時間が経ったのでいろいろな意見が出てきた。
人気があるのは「授業は英語で指導することを基本」だ。
私も同感。

この文面からだと
「日本語は補助的に使うのが基本」
と読むことができよう。
だから、「おいおい…」となっている。

現場の意見として、
「すべて英語でやらなくてもいいんでしょ?
基本的にだし……」
というのがあったが、そうなのか?
それは誤読ではなかろうか?
たしかにこんな但し書きがある。

asahi.com(朝日新聞社):「高校英語、英語で教えるべし」学習指導要領の改訂案 - 社会

文科省は「難しい文法までは英語で教えなくてもよい」という


でもこれが、
「すべて英語でやらなくてもいいんでしょ?
基本的にだし……」
になるのは理解不能だ。
ゆとり教育もこのような齟齬で
わけわからぬ方向へ行ってしまったんだよな。

さて、オール・イングリッシュの授業は可能か?
条件は教師の力量とクラス規模だろう。

まずクラス規模から
ダンコーガイがいいこと言っている。

404 Blog Not Found:「英語の授業は英語」は可能か - 書評 - 外国語学習の科学

外国語で外国語を教えるときに、最も重要なのは、「クラスが十分に小さいこと」だと私は考えている。


クラスが大きいことは、ことあるごとに指摘されている。
(諸悪の根源になっているのではないだろうか?)
だから現在はチーム・ティーチングで
負担を分担している。
本来のチーム・ティーチングの姿なのかどうなのか
私はとても疑問である。

教師の力量は単純で、
「日本語で英語を教えることができるかどうか」
これに尽きるだろう。
まぁ、これをできないという人はさすがにいないだろう。
「単純にしゃべる内容がなければいけない」
ということだ。

ん、英語で教える意味があるのかどうか
怪しくなってきた。

英語で英語を教えようが、
日本語で英語を教えようが
教える内容に違いはないだろう。
違うのか?
違う。
翻訳がない。

翻訳がなくなると擬似的に授業時間が増える。
英語でやりとりをしているのだから、
今までの評価方法では、
生徒が英語を理解しているか測れない。
そうなると、新しい教授法が必要になる。
ということは、英語で教えるとなると
ほとんど学びなおさなければいけない。

教師の力量の問題は
学びなおし、おそらく研修の有無
にかかっている。

気ままに英語教育: 0185- 081225 高校英語授業 指導要領改訂

教師が英語を使うという点に関しては語研のオーラルインターラクションの手法や、ジグソーリーディン グ、ディブリーフィングの手法を知っていれば英語で授業を行うことは難しくはありません。


オーラルインタラクションは授業の導入で頻繁に使う。
ジグソーリーディングははじめて聞いたが、

2003年度 第1号

ジグソー・リーディングとはジグソー・パズルのように「自己完結したテクストを断片に分割し、それを学習者に適切な順序に復元させる(de Berkely-Wykes(1993))」という単純な方法である。


ディブリーフィングも聞き覚えのないことばだったが、

気ままに英語教育: Debriefing  ディブリーフィング

Debriefingとは,もともと下士官が上官に戦場の現状を「手短に」説明したことに由来するそうです。これは教育目的にも取り入れられ,とくにESLでも使われるようになったそうです。


うん、勉強になりました。

しかし、こうなると日本の言語教育
そのものが危ういと思えてならない。

404 Blog Not Found:名文より明快文 - 書評 - 非論理的な人のための論理的文章の書き方入門

しかし学校では読文は教えても、作文は教えない。作文そのものは授業にあるのだけど、ただ文を一定量以上書き連ねることばかりが求められ、どれだけ的確に伝わるかという、文章で最も重要な作法は教えてくれない。


上のジグソー・リーディングやディブリーフィングをみていると
日本語運用能力においても、
同じ問題を抱えているではないか。

「当然」という意見から「無茶だ」という意見まで幅広い。
そのなかでも多いのは、大学入試との絡みだ。

勉強するモチベーションとして、
入試の存在は大きい。
これを手放すのは惜しい。
私ならそう考える。

しかし、入試から外したほうがよい
というのが私の考えである。
なので、テストはやるが外国語のクラス編成の
材料程度に考えたら如何だろうか?

「入試科目に英語がなくても
英語の勉強をするか?」
だれか調べてくれないかなぁ?
そんなに低い数字は出ないと思っているのだが…

Wednesday, December 24, 2008

AutoPagerize 動いた!

この一週間、ずっと熱っぽく、重かったが
ようやく平均値に近くなってきた。
無理をせずに体を休めることに集中すれば
もう少し早くよくなったのかしら。

今日は寒い。
昨日も夜は寒かったが、その続きだ。
昨日は一日で一年の気候をすべて感じる
ことができた。朝は異常なほど暖かく、
昼間は暑く、夜は寒い。
体調を崩している体には堪える一日だった。

さて、AutoPagerize が動いていない。
もう2,3日になるだろうか?
キャッシュを消すなどの対処を行ったが
動くようにはならなかった。
かなり依存していたようだ。気持ち悪い。
まぁ、それでもいい加減慣れてきたところに

autopagerizeが効かなくなったときの対処

対処法が書かれている。
本家が対処した場合はどちらが優先されるのだろう?
書かれている順番なのかしら?
まぁ、ヴァージョンアップでなかったことになるだろう。

Sunday, December 21, 2008

相乗効果でヨクなろう つぶしあいなんて時代遅れ

大人気ないと思いながらも嫉妬してしまう。

カーネル読書会番外編に中学生が参加してくれた - 未来のいつか/hyoshiokの日記

・小学生の時から参加してれば良かった。


この記事に書かれている中学生の気持ちに
私が気がついたのは25歳くらいのとき。
『ドラゴン桜』では高校3年生で気がついている。
これを読んだとき、私は
マンガと知りつつも真面目に嫉妬した。

上には上がいる。しかも、
リアル世界での話しだ。

「子どもには子ども用を与えるのではなく、
大人用のしかも、超一流のものを与えよ」
私はよく聞くことばなのだが、
一般的にはどうなのだろう?

今回のように技術だとやっぱり
噛み砕いた説明が必要になる。
しかし、最終的に知りたいことは、
子ども用の答えではないだろう。
そして、
このような子どもにものを教えると
「教えることっていいかも」
と思ってしまう。
おそらく教師になった人の多くは
このような子どもに教えた経験があると思う。

B'z の 『SUPER LOVE SONG』の歌詞にある

ダメとイヤばっか ぶつけあうため
僕ら出会うわけじゃないよ
つぶしあい... なんて時代遅れ

相乗効果で ヨクなろう
同じベクトル持った僕ら無敵
状況変化に戸惑わん
ぶっとい根っこで ギュッとつながってる
ばらまいてよ Good News


今学校に
「教えるほうも楽しいし、教わるほうも楽しい」
このような関係はあるのだろうか?

Friday, December 19, 2008

インフルエンザ並み

ひさしぶりに、本格的に、風邪をひく。
ひさしぶりに、検査以外の目的で病院にいく。

寒かった。そして、体に力が入らない。
自己判断ではインフルエンザである。
症状が以前の経験から似ていると思った。

案の定、病院でも同じような診断が下される。
しかし、インフルエンザは発症から24時間
経過しないと検査をしても意味がないらしい。
なので、
明日も症状に変化がなければ
(たしか、熱が下がらなければといわれたような)
また、来なさいといわれる。
とりあえず、風邪薬を処方してもらう。

翌朝、熱がさがり、体も軽い。
快調というわけではないが、
インフルエンザの症状はでていない。
よかった、よかった。
病院へは行かず、とにかく体を休めることにする。
しかし、猛烈に喉が痛い。

喉の痛みは現在も続いている。
痛みは移動している感じがある。
昨日は右側が痛かったが、今日は左側といった具合。

ニュースでインフルエンザが流行しだしたと知る。

インフルエンザ流行入り 過去10年で2番目の早さ (1/2ページ) - MSN産経ニュース

厚生労働省は「今からでも間に合うのでワクチンの接種や手洗い、うがいなど予防に努めてほしい」と呼びかけている。

診断の中で

医: 「予防接種は受けたか?」
私: 「いや、受けていません……」
二: 「……」

という感じのやりとりがあった。
「どうしょうもないな、この患者は」
と、私の脳内では変換された。
ごめんなさい。
でも、インフルエンザではなかったよ。
インフルエンザ並みの風邪でしたよ。

とにかく、損をしているのは私である。
そして、インフルエンザでなかったので
予防接種も効かぬだろう。
うがい、手洗いの基本的な対策は習慣付いている。
どうしたらよいのだろう?

Sunday, December 14, 2008

質素でリッチな結婚式

前日とうってかわって寒い朝
暖かさはみじんもない

友人の結婚式

10時という時間は適切?
すこしはやいような気がしてならない。
なんだかんだで14時くらいには
宴もたけなわ。
健康的なスケジュールだ。

友達は農業をやっている。
「あぁ、なるほど。そうか。」と
これを書きながら気がついた。

パートナーのことはあまり知らなかったが、
「いまどき珍しい」ということばがぴったり。
こんな人は、もうとっくに
絶滅したと思っていた。

とてもよい結婚式であった。
結婚式にしてはめずらしく
とても短く感じた。
余興が盛りだくさんでも
演出が派手なわけでもない
居心地のよい式であった。
私の身の丈にあっているのだろう。

ご両人末永くお幸せに!

しかし、2次会を誰も計画していないって
どういうことですか?

Sunday, December 07, 2008

背伸びしていたら、背が高くなった

そういえば最近、
紅茶を飲む機会が増えたと感じる。
以前は、飲み物といえば
コーヒー一筋であった。

紅茶は学生のときにマイ・ブームがあった。
Afternoon Tea などによく顔をだしていたっけ。
でもじつは、100% 見栄でカブッっていた。

ほんとうの紅茶のおいしさってこれかなぁ?
というのが、わかりかけているような気がする。
まわりくどい表現だなぁ。

手帳の選択に迷っている。

多くの人は、毎年、
こんなことを考えているのか……

気になっていた Traveler's notebook の実物をさわった。

トラベラーズノート TRAVELER'S notebook プロダクト

思っていたより大きかった。
とても悩む。
そんななら「ほぼ日手帳」でいいじゃないか、
なぜ「えいやっ」と決められないのか?
文庫サイズでは、すこし狭い
A5 サイズでは、すこし大きい
からである。

私がもっとも興味あるサイズは、新書サイズだ。
Traveler's notebook に興味があるのも
この新書サイズに近いからだ。
素材も革より、ナイロンのほうがいい。
そうすると、こんなのがでてきた。

AssistOn / hohonga

まぁ、迷うのがたのしいからいい。

いろいろ調べて、すこし背伸びしよう。
そうしているうちに、本当に背が高くなる。

Saturday, December 06, 2008

喫緊より保険が大事

好きなのに指導が苦手とは
これいったい、どういうことでしょう?

理科、好きだけど「指導苦手」 公立小の学級担任 - 47NEWS(よんななニュース)

この記事でわかることは、
教員の9割は理科が好きで
教員の半数は理科の指導が苦手だと
思い込んでいる
、ということである。

指導の善し悪しを自分のものさしで
よいものかどうか?

100人に1人いるかいないかの
不適切教員のあぶりだしと、
二人に一人が不安に思っている
小学校理科の教科指導、
どちらに力を入れているかは一目瞭然。

同じようなパワーバランスに
小学生のケータイ所持のはなしがあった。

あるかないかわからない不測の事態への備え
として所持させたい親もいれば、
眼前のネットいじめ、ネット犯罪を避ける対策
を考える親もいる。

保険会社がウハウハになり、
年金がガタガタになるのも
きれいにつながるもんだ。

Thursday, December 04, 2008

キニナル

新聞を読むたびに思っていたことがある。
「新聞の半分は広告でできている。」
お金のことではない。
こんなに広告って多かったっけ?

爪を切っていて気がついたことがある。
私の爪には三日月がない。
昔はあったのだが、いつくらいからだろうか
とんと見なくなった。
健康のバロメーターだとかなんだとか
いわれていた気がするが、どうなのだろうか?
私の記憶の限りでは
三日月が見える人と見えない人の違いは
体質の差である、と聞いたことがある
ようなきがする。あやふや。

今日も天気がよい。
窓から差す日差しがすこし
邪魔に感じる。
明日の天気は崩れるらしいので
邪険にしてはいられない。

最近、文房具に興味がでてきた。
まずい兆候だと抑えている。
とりあえず、ボールペンとノートを
フィックスさせたいとウロウロ。

そういえば、新書サイズのノートって
見たことがないなぁと思い、
google さんに問い合わせてみる。

案の定、情報は少ないがヒットかもしれない。

MDノート デザインフィル ミドリ

このノートはとってもよさげなのだが、少々高い。
途上国のノートの値段ってこんな感覚かなぁと
考えてしまう。

そして数珠つなぎでこんな情報がでてきた。
私にとっては大収穫である。

トラベラーズノート TRAVELER'S notebook

とってもよさそう。うん、実物を触ってみたい。

Tuesday, December 02, 2008

手帳のお供がメインです

そろそろ手帳の季節らしい。
私は手帳を持たないのでわからないが、
すこし気にしてみようと思った
モノがある。

ボールペン

どうにもこうにもしっくりこないでいた。
高いものを買えば解決すると
思い込んでいたが、どうやら違うらしい。

私はゲルインクのボールペンが好み
くわしくいうと三菱のやつが好みだ。
これの3色ボールペンがあれば必須になるだろう。
ときどき、油性ボールペンでも書きやすいのがある。

書きやすいボールペンと書きにくいボールペン
違いはなんだろうと考えることなどなかった。
どうやら太さが違うらしい。

一般的には太いほうが書きやすいようだ。
今使っているのはゼブラの 0.7 mm もの。
扱いづらいが、まぁ、どれもこんなもんだろうと
使っている。

学生のときはすこしは気にしていたが、
そのときから好みは変わっていない。

ゼブラのボールペンを使っているのも
三菱一辺倒からの脱却だった。
しかし、使いにくくては本末転倒だ。

しかし、種類豊富にボールペンが
取り扱われている売り場が
近場にない。
こんなにもないのかと、すこしおどろいた。

Monday, December 01, 2008

たばこと学校

 高校の学生寮に喫煙室がある
というニュースに昨日は驚いた。
自分の頃とどうしても比較してしまう。
ものわかりのよい(?)先生もいたが、
このような先生は非公式だった。

 そんな中で以下の記事を読む

KOYASUamBLOG2 | 喫煙への対応

 違和感ありありだったが解決した。

asahi.com(朝日新聞社):黄柳野高「生徒の3割喫煙」 校長会見、喫煙室は閉鎖 - 社会

同校は不登校の生徒を支援する目的を掲げて1995年に全寮制として開校した。開校以来、同校では喫煙をする生徒が目立っていたという。

 がんばって学ぼうとしている。
喫煙と社会復帰(?)のどちらを選ぶのか?
暗にそう問われているみたいだ。

 時代の空気は後者を求め、
前者はできればなおよし、
といったところか。

 中学生、最近では小学生の喫煙も問題である。
まぁ、私のまわりだけかもしれない。
 体に悪いだの、肺がんになるだのは
脅しでしかない。たばこを吸わなくても
肺がんになることもある。
 今なら、「脳に悪い!」とでも言い続ければ、
刷り込めそうな気がしないでもない。

Friday, November 28, 2008

しっくりこないが、もがいてみる

 まとまった雨はひさしぶりかな。
そのおかげか、今朝は暖かく
静かであった。しっとりとした静かさが
いい。
 真夜中の静寂のよう。。
 雨降り時の音の感じは、ホワイトノイズ。
掃除機の音は、私にとっては
騒音でしかないが、
ドライヤーの音は心地よい。
わかってもらえるだろうか?
 私のお気に入りのひとつ

 インドのテロがよくわからない。

 権力への反骨であることはわかるが、
どの権力への抵抗なのか、いまひとつ
理解に苦しむ。
 アメリカ、イギリスを筆頭にした
欧米か?
 それともインド社会をつつむ
ヒンズーか?
 はたまたニューリッチたちか?

 考えれば考えるだけ可能性が広まる。

 制約をどのようにつけてよいのかわからない。
私はまったくの素人だ。考えるだけやぼになる。

 厚生省の元官僚殺人事件にしても
同じようなことがいえるのではないだろうか?

 コメンテータは、私の考えるようなあらゆる
可能性を、因果関係や無矛盾かなどを抜きにし
垂れ流す。
 それだけ言えばひとつは当たるだろうに
と、思うのだが、そうではないらしい。

 事件がおこったときなどは、捜査に進展がないと
不安になる。と同時に、専門家たちの流す情報の
多さに、複雑な社会になっているのだと気づかされ、
それに気がついていない自分に不安になる。
 どのみち不安になる。しかし、後者の不安は、
テレビでも新聞でも解決できそうなきがする。

 さて、茂木健一郎風の改行で書いてみたが
しっくりしない。なんか、微妙に違う。
 が、しばらくつづける。
 そのうち、こなれてくるでしょ

ノキアも

 ノキアが日本のケータイ市場から撤退するらしい。

フィンランドのノキア,日本市場の端末販売から撤退:ITpro

 あれれ、私の手元にある NM706i は
どうなってしまうのだろうか?先月
買い換えたばっかりなのに。
サポートは続けてくれるんですよね?

同社の発表によると「現在の厳しい世界的な経済傾向の中では,日本独自の製品展開のための投資を続けていけない」と判断したという。

 しかしまぁ、ただしい判断だ。

 ソニエリも新しい端末を投入しなかったので、
撤退かどうか疑われている。
ソニエリは撤退とは断言していないといっているが……である。

 私の趣味と、ケータイ供給者の傾向がズレている。
それはひしひしと感じている。ガラパゴスならガラパゴスらしく
多様性を発揮してもらいたい。

Wednesday, November 19, 2008

趣味が変わったか

 だれに怒るわけでもないが「バカヤロー!!」と叫びたい朝である。さむい。なんの手違いかわからないが、窓が一枚開いている。いつから空いているのだ、この窓は?

 何日か前、世界糖尿病デーであった。

世界糖尿病デー 公式ホームページ [世界糖尿病デーイベント実行委員会]

 私はまったく知らなかったが、家のものは知っていたのだろう。いつも使っているシュガー・ポットから砂糖をコーヒーに入れる私をみて、これを使いなさいと 3g のシュガー・スティックを渡された。そのときに、「糖尿病にならないように…」と言われた記憶があった。

 砂糖は糖尿病の原因になるのだろうか?私は疑問であった。日曜日であったろうか、NHK で『病の起源』という番組が放送されている。今までに、腰痛や読字障害などが放送されていたが、先日は糖尿病であった。

NHKスペシャル|病の起源

 簡単にまとめてしまうと、食べすぎということだ。どこで見聞きしたか失念したが、最近では腹八分目ならぬ腹七分目らしい。その人は、一年に何度か24時間から48時間の断食もするらしい。断食は厳しいなぁと、自分を振り返る。

 糖尿病というキーワードが絡まって、コーヒーに入れる砂糖に注視した。私は一日にコーヒーを10杯くらいは飲むだろう。注意されると気になるもので一杯のコーヒーに 3g の砂糖と適量のミルクを入れているが、一日に10杯であるなら、砂糖だけでも 30g ということになる。これが多いのか少ないのか、私にはわからないので google さんに問い合わせてみた。そうしたら香ばしいページがトップでヒットしてしまった。そのページによると 30g は多いらしい。

 最近、私は砂糖なしでコーヒーを飲めるようになった。とはいっても、ミルクは入れなければ飲めない。正確にはチャレンジしていない。昔はまったくおいしくなかったのだが、ここ何日か「そういえば、砂糖入れていないなぁ」と思い出す具合である。味覚が変わったのかもしれない。ブラックにも挑戦してみるか。紅茶も昔と比べると格段においしく飲めている気がする。

Sunday, November 16, 2008

QUEEN ナイト

 生温い暖かさ。すごし易いが微妙なかんじ。夜は少し寒いくらいが、わたしにとってはちょうどよいのであるが、こうも生暖かいとなると、いやはや。

 そんなこんなで入眠が遅れる。夜中、テレビをつけっぱなしにしていると Queen 特集が放送されていた。

BS熱中夜話

 Queen かよとバカにしていた。しかし、よくよく考えてみると Queen をまじまじと聴いたことがない。F1 を観ているので少しは知っているが、これだと Flash くらいである。この際、お勉強してみようということでそのまま観る。

 あぁぁ、私は Queen が好きかも。特に『Don't Stop Me Now』は傑作だと、今更ながらに思った。自転車ソングだなぁ。確か、CD があったなぁと夜中に家の中を探す。案の定ある。家の者がドラマの主題歌か何かのときに買ったヤツだろう。ラッキーだった。

 スッカーっとする。とても自分では歌えそうにはないが、気持ちいい。夜中なのに気持ちいい。聴いていた、青筋が立ちそうな声ではなく、いとも簡単に気持ちよくとんでもない声を出している。少し聴いてみようと思う。

 最近、Bon Jovi の『Someday I'll Be Saturday Night』を聞き返しているが、懐メロ・プレイリストを作ろうかしら。

Saturday, November 08, 2008

can't care less

 新聞を読んでいたらタバコの値上げ反対という広告があった。一体、どの団体がこの広告を新聞に載せたのか、いちいち確認していないがおかしかった。たばこは過去何年間で何度も値上げされている(具体的な数字があったと思うが忘れた)。それでいいのか?という論調だったような記憶がある。おかしかった。

 docomo が新しいケータイを発表した。どうでもよい。SO がないから。そして 90X や 70X といったシリーズ別けでなく4種類のカテゴリ別けになった。慣れていないせいか区別がつかない。それ以前でも、おなじメーカでいくつもの種類を出していたような気がしている。シャープとか。機能で勝負とか新聞に書いてあったが、本当だろうか?

NTTドコモ2008年冬モデル発表会完全レポート - デジタル - 日経トレンディネット

 Panasonic と三洋の合併。これで規模は世界2位らしい。これはどうでもよい。巨人が小人を飲み込んだという印象であったが、この2社が親戚関係だったとは知らなかった。

クローズアップ2008:パナソニック、三洋子会社化 一括買収、決め手に - 毎日jp(毎日新聞)

 小室哲哉が逮捕された。ホントどうでもいい。皮肉にもテツヤつながりとなってしまったが、筑紫哲也氏が亡くなった。73歳という年齢を聞き、早いなぁとも十分でしょうとも思えなかった。肺がんの怖さを改めて知る。

Wednesday, November 05, 2008

第44代アメリカ合衆国大統領

 オバマが大統領に選ばれた。私はとんでもない瞬間を共有していると感じる。

Barack Obama and Joe Biden: The Change We Need | Obama HQ Blogger: LIVE: Barack in Grant Park

 勝利演説らしい。さきほどテレビでダイジェストが放送されていた。106歳の黒人女性についてだった。しばらくはこの類のはなしがメインだろう。

 オバマを一躍有名にしたスピーチは「ただのアメリカ合衆国があるだけだ」というものだと思う。2004年大統領選の基調講演、調べてわかった。うろ覚えだったので見つかってよかった。

Jin and Tonic: オバマ 2004年民主党全国大会基調講演

 ブッシュのアメリカも、オバマのアメリカも、ただのアメリカ合衆国。

Monday, November 03, 2008

躓きながら学ぶもんだ

 はぁ~、と息を吐くと白い。秋ってこんなだったっけ?テレビをみていると、「あぁ、あるある」と思わずうなずく。「秋口の薄手の上着を一枚って、どんなのが最適なのか、毎年悩む」とテレビの中のタレントがいう。一体何年、秋を体験しているんだよ。学習能力がないのかおまえは?といいたくなるが、そっくりそのまま自分に返ってくることばだと少し経ってから気がつく。

 ユニクロでヒートテックの肌着を買う。こいつはいい。今までのもの(綿だと思う)と比べると暖かさは倍くらい違う。秋口の薄手の一枚ってこれでいいじゃないか。

 明日、新聞が休みかとぼんやりしていたら、そうではなさそうだ。読み終わってから気がついた。なぜなら、一番最後にテレビの番組欄があったからだ。「なぜだろう?」とちょっと考えていた。朝からテレビではアメリカの大統領選挙のことを大きく報道している。あぁ、これか。

 少し時間を戻す。ハロウィンがあった。母親も気にするくらいに日本にも浸透(?)してきた。ハロウィンってなに?と問われても、私にはうまく説明できない。とりあえず、日本の文化でいうとお盆みたいなものだと茶を濁す。本当にそうか?ちょっと調べてみよう。

ハロウィン - Wikipedia

ケルト人の1年の終りは10月31日で、この夜は死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女が出てくると信じられていた。これらから身を守る為に仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていた。601年に法王1世が宣教師にケルト人へキリスト教改宗の策として、「ケルト人の信仰法である木の伐採は行わずに、木の真上にはキリストの神様がいてそのために木を信仰し続けなさい。と広めなさい」と言ったのがいまのハロウィンになったきっかけでもある。

 ふーん。日本のお盆とは偉い違いだ。ウソついちゃったなぁ。ごめんなさい。そういえば母親が、「ろうそく祭りが、(どうのこうの)。10月31日で(どうのこうの)」いっていた。あれはいったいなんだったのだろう?

 ハロウィンというと思い出すのは留学生殺害事件だ。プリーズ(Please)とフリーズ(Freeze)がわからなくて、銃で撃たれてしまった。悲劇は繰り返されてしまった。

痛いニュース(ノ∀`):ハロウィンでお菓子をもらいに近所の家を訪ねた少年、ドア越しに20発撃たれ死亡

 ハロウィンが規制されることはないし、ましてや、銃が規制されることはない。ここらへんは風の又三郎の世界観とだぶる。しかし、風の又三郎は子どもに焦点が置いてある話であるが、こちらは大人である。ハロウィンでのお菓子をねだりにくる子どもたちを強盗と勘違いすることは、名物なのかしらと思ってしまう。しかし、どのような仮装だったのだろう。どんな仮装だと強盗と間違うのだろうか?普段の格好ならこんなことにはならなかったのだろうか?少し考えてしまう。

 F1 ブラジルGP が行われ、Hamilton が6位に入り年間チャンピオンとなった。

Formula 1 関連ニュース: ブラジルGP決勝:ファイナルラップの大波乱!ハミルトンが5位で初戴冠!! - GPUpdate.net Formula 1

 とてもおもしろいレース展開だったようだが、放送時間がとんでもない時間であったので諦めた。個人的な思いとしては、今年は Massa にチャンピオンになってもらいたかった。Hamilton に関しては去年の人であった。Hamilton は去年、チャンピオンになってもらいたかった人だ。しかし、なんとなく Obama とかぶってしまう。当選1回がアメリカの大統領になる。

Tuesday, October 28, 2008

使用推奨期限 04-2013

 今朝は寒かった。冬だった。毛布を引っ張り出すも埃っぽい。埃で体調崩すかもしれないが、寒さで体調を崩すかもしれない。どちらがましか考える。

 卓上時計を使おうと思いたち、電池を買う。まじまじ見ていると「使用推奨期限」なるものを発見。

乾電池 - Wikipedia

 それには 04-2013 と書いてある。ぱっと見て「なにを!」と思った。04 を 2004年と勘違いした。後ろが 2013 となっているが目に入っていなかった。

 やっぱり100均は云々などと書こうとしていたのだから、危ない危ない。

 しかし、卓上時計が動かない。何をやっても動かない。こんなだからまず電池を疑った。なので勘違い。恐ろしい、恐ろしい。

 こいつはどのくらい放っておいたのだろう?4~5年くらいかしら?動かすためには分解かなぁ……

Monday, October 27, 2008

フィンランドにはなれない秋田県

 秋田県が学力テスト上位であることは知られていると思う。そんな秋田県でも「いやぁ、じつはね…」っていうはなし。

学力テスト1位「秋田に学べ」は大丈夫? 大学進学率は低迷  (1/3ページ) - MSN産経ニュース

 要約すると、全国学力テストで2年連続トップをとった秋田県ではあるが、大学進学率のはなしになると芳しくない。学力中間層は厚いが上位層が薄い。

 ふむふむ。とても興味深い記事だ。しかし、腑に落ちないのはなぜ?

秋田の中学生は「平均値で他県を上回るが、上位層が薄い」(県教委)。その理由を県教委関係者は「中位偏重」にあると指摘する。

 「学習内容が平易な小学生の間は理解の速い子、遅い子とも伸ばせるが、内容が高度な中学生での両立は困難。教師としてはできる子供は後回しになる」。この中位偏重は高校で一層顕著になり、「平均値は良いものの、高レベルの競争になる大学受験で結果が残せない」という。

 ここは確かにむずかしい問題だ。一般的な対処法は「できる子の後回し」であろう。だから秋田県のこの対処は全国平均的な処置といってもよい。しかし、秋田県ではここがとにかく、ガンだといっているように聞こえる。

 秋田県は底辺の底上げに成功している。学力テストなどの平均点を上げる方法としてはもっとも効率がよい方法である。しかし、この成功を次へつなぐことができていない。

 学力問題としては二極化の問題もある。今回の秋田県のように中間層が分厚タイプと比べるとどうなるのか調べてみたいものだ。

Sunday, October 26, 2008

お誕生日ありがとう

 すっきりしない曇り空。先週までの爽やかな秋空が恋しい。聞くところによると天気は回復兆しなそうな。

 昨夜遅く、NHK で『お台場から生放送! 秋の夜長もさだまさし』という番組が放送されていた。

お台場から生放送! 秋の夜長もさだまさし

 毎回、視聴者からはがきを受け付けて、さだまさしが選んで読むというラジオスタイル。とてもゆるくていいかんじ。いつもいくつかひっかかることがあるのであるが、今回は特にこころに傷が残るくらい印象深かった。

 お誕生日、ありがとう。

 ドキっとして、ハッとして、なんだかとてもイヤーな感じになってしまった。このことばに対してではない。自分自身に対してだ。深くこころが傷ついた。

 「お誕生日おめでとう」はうつくしいことばだ。だけど私はなぜだか分からないのだが「お誕生日おめでとう」といわれても、笑顔で「ありがとう」とは本心から返せないでいた。年をとって嬉しいだの、イヤだのというのは理解できる。しかし、誕生そのものを祝ってもらっても「だからどうした?」という感じである。

 「お誕生日、ありがとう」ということば聞き、ハッとした。まず、私はこの発想が微塵もなかった。情けないことだが白状する。全くなかった。そして、誕生日を祝う意味がはっきりした。誕生日を祝うのは当事者であり、祝われるのは母親なんだ。当然といえば、当然。でも、気がつかなかった。

Saturday, October 25, 2008

1コマ25分―モジュール学習

 昨日、ひっかかった記事があったのだが、いざブログに書こうと思ったら思い出せなかった。とりあえず、寝かしてみた。思い出さなかったが、ちらっと目に入ったので思い出した。

授業分割 学力アップ 福岡・梅林中 1コマ25分 集中力持続(西日本新聞) - Yahoo!ニュース

学力の二極化が深刻化するなか、福岡市城南区の梅林中学校(田村茂校長、374人)が一部の授業で1コマ50分を半分にする短時間授業に取り組んでいる。生徒の集中力を保つとともに、増えたコマを割り振って主要教科をほぼ毎日設け、基礎学力の定着を目指す試み。理科の実験では、分割分を足してゆとりを持たせるなどメリハリもつけた。文部科学省によると2分割授業は全国的に珍しい取り組みで、学校側は学力がアップしたと説明している。

■主要教科 ほぼ毎日学習

 1年の教室で、授業開始のチャイムの少し前に数学が始まった。生徒は教諭の計算問題に答え、方程式を解く。開始から25分。教諭が授業を切り上げると、代わりに英語教諭が入室。終了のチャイムまで単語学習やリーディングを進めた。

 短時間授業は昨秋導入した。全国と同様、学力の低位層が増える傾向があり、集中力が続かない生徒もいたため、それぞれ週3コマだった1年の数学と英語の1コマを半分に分割。増えたコマを授業のない日に回して各週4コマにし、基礎内容の反復学習に充てた。

 一方で、2年は、数学の1コマを25分授業にして理科実験に充当。75分あると3つの実験も可能で、失敗してもやり直しがきく。穴田篤志さん(14)は「ゆっくり学べて、化学式も覚えやすい」と話す。

 学校のアンケートに、生徒には「授業の進み方が遅い」などの意見もあったが、6割は評価。「50分授業は飽きることもある」と言う2年の東歩佳さん(14)のように、多くは集中力が増す効果を実感している様子だ。

 9月に実施された民間主催の5教科テストで、同校2年の平均点が福岡県の平均を上回った。1年前よりその差が拡大し、学校側は学力向上の手応えをつかんでいる。

 同省によると、このような時間割の弾力的な運用は「モジュール学習」と呼ばれ、取り組んでいる学校はあるが、1コマを2分割する試みは「聞いたことがない」(教育課程課)。福岡市教育委員会は研究指定して効果に注目する。

 同校教務主任の古賀成幸教諭(48)は「時間割作成は大変だが、生徒が分かりやすい授業をさらに進めるため改善を加えたい」と話している。

=2008/10/24付 西日本新聞夕刊=

 とても興味深い。小学校の低学年などでも効果ありそうな気がする。この試みで学校側は学力向上の手ごたえをつかんでいると発言しているようだが、もっと謙虚になったほうがよい。25分授業は昨年の秋からとのこと。もの珍しさもあるであろう。

 昨夜は『朝まで生テレビ!』の放送であった。お題は「金融危機」。サブプライムにかんしては理解しているつもりであった。実際、それほど間違った認識ではないようだ。しかし、株価下落、円高などについてはまったくわからない。これが、金融なのか経済なのかもよくわかっていない。

 この番組の討論はいつも小学校のホームルームのような感じというのが私の印象なのだが、昨夜の話し合いはまとまりがあってよかった。自民党の政治家が宣伝目的の出演でなくなれば、なおさらよい。共産党もよくよく絡んだ討論はめずらしい、と思う。まぁ、いつも観ているわけではない。

 今日は肌寒いのか蒸し暑いのか、微妙な一日。とりあえず、湿度が高いというのはわかる。あまり好きではない。(4日目)

Friday, October 24, 2008

そうこう

 すこし不思議な感覚の2日目。時間の流れが遅く感じる。というより時間が長く感じる。なぜだろう?

 今日は霜降(そうこう)というらしい。新聞に書いてあった。Wikipedia には10月23日ごろとる。二十四節気というもののひとつらしい。夏至とか冬至がそれ。そういわれるとピンとくる。

霜降 - Wikipedia

 霜降のまえは寒露というようだ。10月8日ごろをさす。では次はなんであろう?立冬らしい。11月7日ごろをさす。立冬から冬だ。

 新聞にもうひとつ興味深い文字があった。「ガンダム学会」という文字。「なんだこりゃ」というのが一番の感想であるが、よく読むと結構まじめに書いてあり、学問へ発展させようと意欲的なのに驚く。第一報が7月末である。私のアンテナの狭さに絶望した。

 救急患者のたらい回しが起きた。意識の垂れ流し状態ではこれに「また」がつく。

 場所は東京らしい。東京ですら、たらい回しに遭遇するのかというのが私の印象である。そして、受け入れ要請先が ER であったとなると、なんのための ER なのかとチカラも抜ける。ER というとすぐさまドラマを思い出してしまうのも、思考停止状態になりかねない。

Thursday, October 23, 2008

チェンジ

 寒くなってきた。とくに感じるようになったのは朝の寒さ。

 明日でいいやと延ばしに延ばしていた、爪を切ること。かれこれ1週間は放っておいた。最近は、ピアノやギターを常に弾いているわけではないので、爪は放置ぎみである。キーボードが押しにくくなったので爪を切ることにした。今も少し押しにくいので微調整が必要かも。

 慣れないことをはじめた。あまり混乱はしていない。むしろ、好調すぎてこわいくらいである。明日はどうだろうか?今までの経験では初日を乗り越えればうまくいく確率があがる。今日は CL の放送があるので一日が長いけれども。(一日目)

 ひさしぶりに読書を開始する。手始めに積読の3冊を読む。これで熱が入るとよい。よい滑り出しだと思う。あっぱれ、あっぱれ。

Sunday, October 19, 2008

三田紀房 『ドラゴン桜』

Amazon.co.jp: ドラゴン桜 (1) (モーニングKC (909)): 三田 紀房: 本 今更だが、読む機会ができたので読んでみた。

 21巻ではあるが、通して読むとさすがに疲れる。丸一日を費やすがおもしろく読めた。友達がドラマよりもコミックの方が何倍もおもしろいといっていたが、よくわかった。まぁ、私はドラマは断片的にしかみていないので、その範囲の感想である。しかも何年前になるのだろう。考えるのも面倒くさい。

 本書のやり方は効果的か否か。いちばんおもしろそうな話である。その類の本はすでにある。そういう本は意外とつまらない。本書をなぞるだけになり、おおよそ経験に則って効果がある、ないを判断するからだ。たとえば現役の東大生が。

 効果のあるなしは方法にはよらない。本書でくりだされるメソッドは新しいものでも、奇抜なものでもない。しかもこれらの勉強は非合理的などといって敬遠され、学校では煙たがられる存在のものであった。

 時代が違えば、価値が変わる。中高生にはむずかしいことだと思う。そして、教育に関しては1億総評論家である。世間の常識は動かしやすい。

 マンガである。少々の誇張は目をつぶろう。社会人が読めば、この少々の誇張が個々人に染みいると思う。自分に照らし合わせて想像しやすい。何巻か忘れたが、水野が「もう少しはやく勉強していたらなぁ…」といったニュアンスのことばを吐いた。桜木はそれを聞き立ち去る。という場面がある。

 これは大人が子どもへいうセリフでも上位にあるのではないか?私が学生時代、中学とか高校のときにも散々聞いた。なぜこうもみんながみんな同じことをいうのか私には理解できなかった。そう思っているなら今からでもやればいい。そう思っていた。

 それでは進歩がない。本書を読んで気がついた。「学校の勉強が大切だ」と気がついたからだと。この人たちは学生時代には間に合わなかった。でも気がついてしまったら言わずにはいられない。子どもの顔を見れば口にしたくなる。

 諸所のテクニックは参考になる。参考書ガイドも利用したい。Google さんに問い合わせれば、この類のサイトは山ほど見つかる。しかし、ドラゴン桜を読んだあとでそんなことをする人は少ないだろう。

Sunday, October 12, 2008

停滞

 本日はとても寒い。日中も涼しいではなく、寒かった。紅葉情報も頻繁に聞くようになり、秋から冬への身支度を急かされる。

 今日は F1 である。もちろんテレビ観戦。おもしろかった。Hamilton は今年も World Champion を逃してしまうのだろうか?そんな気を起こさせる。中嶋一貴は不運であった。第1コーナーであっけなく日本 GP が終わってしまった。Glock は予選でとてもよい走りをしていて期待していたがリタイア。Trulli も一歩とどかずでチームとしては不完全燃焼。HONDA はしかたない。Alonso が2大会連続の優勝で World Champion 争いをかき回す。特定のチームを応援しているわけでない私にとってはおもしろい。来週は香港らしい。向こうは暑いのかしら?

 そんなこんなで13時からテレビに釘付けだ。改めて知ったが、私は家にいるのがキライだ。ウズウズしてくる。

 昨日はビックリするニュースがあった。ロス疑惑の三浦元社長(←この敬称はいつみてもおかしい)が自殺したという。ロス疑惑そのものを私は詳しく知らない。サイパンで拘束されたと聞いても「で、どうした?」といった感じである。「一事不再理」ということばを知った出来事であった。それだけ。自殺というと「疑惑が疑惑でなくなってしまう」という印象が私にはある。新聞の寄稿には抗議という面もあると促していたが、指摘されてはじめて気がついた。考えるだけムダなのは『24』を観ていればわかる。あれはドラマだが、予測することがどれだけムダかと知るよい例だと思う。

 机を新調した。2,3週間経ったであろうか。懸念していた椅子の具合の悪さが現れてきた。ピアノ用の椅子を代用している。狭い部屋でモノは増やしたくない。しかし、ピアノ用の椅子というのはどれもこれも少し高い。値段も高い。新調した机より値段が高い。悩みどころだ。

Wednesday, October 08, 2008

世俗なニュースキャスター

 ノーベル化学賞も日本人が受賞できるようだ。これで4人。1日待ち、どのような情報が出てくるのかみていたので、昨日のことについて。

 昨日、ニュースでノーベル物理学賞に日本人が受賞したと聞く。今回の受賞での一番の驚きは南部陽一郎氏の受賞だろう。私は驚いた。ノーベル賞を受賞していなかったのかと。いくつかの報をみると、「ナンブははやすぎた」ということばが目立つ。確かにそうかもしれない。

 しばらくそのニュースを見ていたが途中で消した。キャスターがつまらないことばかり聞くからだ。益川敏英氏、小林誠氏とも大人の対応がすばらしいと思った。

 「私は文系だから分からない」というキャスターばかり。何がわからないのかということだけでもクリアにしておけば、インタビューを受ける側はよい印象を持つのではないだろうか。そのわずかな努力すらもしない。

 益川敏英氏がこんな発言をしている。

最もうれしかったのは2002年に理論の正しさが実験で証明された時で、それに比べればノーベル賞は「世俗的なこと」と照れたように白髪に手をやった。

 おそらく本心だろう。これを変えることができるのはニュースキャスターだと思う。もうひとつ次のレベルに引き上げることができる。受賞を聞いたときの喜び、家族との関係、生い立ち、人なり、どれも興味がないといったらウソになる。しかし、私は順番が違うと思う。

 キャスターはただのスピーカーである。これは私の考え。しかし、ときには自分の知的欲求のために暴走してもよいと思う。人間味がある。政治的イデオロギー、思想で対立するキャスターもいる。なぜ科学にはいないのか。

 今回のノーベル賞受賞で京都産業大学が受賞論文の無料公開を行っているらしい。これはテレビではできぬ、すばらしい対応だと思う。

Open Access Japan | オープンアクセスジャパン - 京産大,益川・小林教授のノーベル物理学賞受賞論文を無料公開

 この騒動で南部氏の経歴をはじめてみたが、29歳で教授ってのはどういうこっちゃ。世俗にどっぷりな人の感想でした。

■生い立ちやひとなりについて
asahi.com(朝日新聞社):29歳で教授、87歳なお最前線 ノーベル賞南部氏 - 社会
ノーベル物理学賞:反戦語る気骨の平和主義者…益川さん - 毎日jp(毎日新聞)
asahi.com(朝日新聞社):英語、大嫌い 授賞式が初の海外 ノーベル賞益川氏 - 社会

■ノーベル賞受賞内容について
日本出身3氏にノーベル物理学賞
asahi.com(朝日新聞社):3氏の著書、増刷へ 小林氏の本は「絶版」から復活 - 出版ニュース - BOOK