Saturday, October 25, 2008

1コマ25分―モジュール学習

 昨日、ひっかかった記事があったのだが、いざブログに書こうと思ったら思い出せなかった。とりあえず、寝かしてみた。思い出さなかったが、ちらっと目に入ったので思い出した。

授業分割 学力アップ 福岡・梅林中 1コマ25分 集中力持続(西日本新聞) - Yahoo!ニュース

学力の二極化が深刻化するなか、福岡市城南区の梅林中学校(田村茂校長、374人)が一部の授業で1コマ50分を半分にする短時間授業に取り組んでいる。生徒の集中力を保つとともに、増えたコマを割り振って主要教科をほぼ毎日設け、基礎学力の定着を目指す試み。理科の実験では、分割分を足してゆとりを持たせるなどメリハリもつけた。文部科学省によると2分割授業は全国的に珍しい取り組みで、学校側は学力がアップしたと説明している。

■主要教科 ほぼ毎日学習

 1年の教室で、授業開始のチャイムの少し前に数学が始まった。生徒は教諭の計算問題に答え、方程式を解く。開始から25分。教諭が授業を切り上げると、代わりに英語教諭が入室。終了のチャイムまで単語学習やリーディングを進めた。

 短時間授業は昨秋導入した。全国と同様、学力の低位層が増える傾向があり、集中力が続かない生徒もいたため、それぞれ週3コマだった1年の数学と英語の1コマを半分に分割。増えたコマを授業のない日に回して各週4コマにし、基礎内容の反復学習に充てた。

 一方で、2年は、数学の1コマを25分授業にして理科実験に充当。75分あると3つの実験も可能で、失敗してもやり直しがきく。穴田篤志さん(14)は「ゆっくり学べて、化学式も覚えやすい」と話す。

 学校のアンケートに、生徒には「授業の進み方が遅い」などの意見もあったが、6割は評価。「50分授業は飽きることもある」と言う2年の東歩佳さん(14)のように、多くは集中力が増す効果を実感している様子だ。

 9月に実施された民間主催の5教科テストで、同校2年の平均点が福岡県の平均を上回った。1年前よりその差が拡大し、学校側は学力向上の手応えをつかんでいる。

 同省によると、このような時間割の弾力的な運用は「モジュール学習」と呼ばれ、取り組んでいる学校はあるが、1コマを2分割する試みは「聞いたことがない」(教育課程課)。福岡市教育委員会は研究指定して効果に注目する。

 同校教務主任の古賀成幸教諭(48)は「時間割作成は大変だが、生徒が分かりやすい授業をさらに進めるため改善を加えたい」と話している。

=2008/10/24付 西日本新聞夕刊=

 とても興味深い。小学校の低学年などでも効果ありそうな気がする。この試みで学校側は学力向上の手ごたえをつかんでいると発言しているようだが、もっと謙虚になったほうがよい。25分授業は昨年の秋からとのこと。もの珍しさもあるであろう。

 昨夜は『朝まで生テレビ!』の放送であった。お題は「金融危機」。サブプライムにかんしては理解しているつもりであった。実際、それほど間違った認識ではないようだ。しかし、株価下落、円高などについてはまったくわからない。これが、金融なのか経済なのかもよくわかっていない。

 この番組の討論はいつも小学校のホームルームのような感じというのが私の印象なのだが、昨夜の話し合いはまとまりがあってよかった。自民党の政治家が宣伝目的の出演でなくなれば、なおさらよい。共産党もよくよく絡んだ討論はめずらしい、と思う。まぁ、いつも観ているわけではない。

 今日は肌寒いのか蒸し暑いのか、微妙な一日。とりあえず、湿度が高いというのはわかる。あまり好きではない。(4日目)

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