Monday, September 01, 2008

21人って、多いの?少ないの? ― 大分県教委汚職

 大分県の教採についてスルーしてきた。どのような対応がとられるか見たかったからだ。その対応が示された。

大分県教委、21人を不正合格者として採用取り消し : 大分県教委汚職 : ニュース特集 : 九州発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 とりあえず、採用取消となるようだ。とりあえずというのは、救済処置が施され臨採扱いになるという。合格点に満たないのだから採用取消は妥当だ。救済処置の臨採も現場の混乱、点数操作の大小などを考慮すれば、よい落としどころであろう。

 しかし、21人とは多いなぁと思う。大分県の採用予定人数が今年は全部あわせて約120人だ。昨今の教員不足で採用人数が前年度よりは増えていると考えると、やりたい放題だったんだろうなぁ、と思わせる数字だ。

 この21人は運が悪かった。正直、そう思う。07年度、もしくはそれ以前の人たちはお咎めなしなのだ。今、点での対処がされようとしてる。それが線になるには時間をさかのぼることか。そして、面として捉えられたとき、大変なことになりそうだ。

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