Monday, June 26, 2006

Fishbone

 KSSブログ経由で図解で考える方法のエントリがあったのでひとつ。フィッシュボーン・ダイアグラムというものらしい。詳細はKSSブログ、もしくはそこからリンクしてある解説サイトを参照してもらいたい。

KKSブログ: 図解で考える方法 魚骨図

 今流行りのノート術は図解だ。KSSブログでは学校現場でも多く用いられているとあるが、どの学年で、どの教科でなどなど知りたいことが山ほどある。なぜそう思ったか。教育実習を終えて児童生徒を直に見ることができ疑問が深まったからだ。

 生徒は黒板をそのままノートに写す。当たり前かもしれないが、非常に驚いた。例えば、私の板書が下手なためにアンバランスな書き方になってしまっても、そのアンバランスさも全てノートに再現している。しかも、異常に時間がかかる。わずか4~5行の板書にもかかわらず、10分は時間をとらないといけない。生徒たちは黒板に書かれたモノを絵として自分のノートに書いているだろう。なので、ほぼ無心でノートをとっている。おそらく、私がお世話になった学校の生徒だけの話ではないだろう。そのような生徒たちに対して、このような図解式ノート術をどのように理解させ、書かせているのか非常に興味がある。

 確かに理解しやすいが、自分で記すさいには非常に難しい。試行錯誤するか、はじめはプリント配布して型を教え込むのかしないと無理だろう。しかし、このような図解ノート術のポイントは、悩みながら書くことにあると私は考える。時間をかけて悩みながら書くことにより、記憶に留まる。ダイエットのために水泳をはじめたが、慣れてきて泳ぎがうまくなってしまいダイエットにならなかったなどという本末転倒の可能性がこのような図解ノートにはあると思う。

 というと、板書とは別にまとめの時間にこのような図解ノート術でまとめさせているのかなぁとも思った。でも、10分じゃ足らないだろうな、きっと。授業、終わっちゃうじゃん!

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