Friday, September 30, 2005

宮城・東北高校が教職員の早期退職者を募集

asahi.comからの記事です。以下、引用
宮城・東北高校が教職員の早期退職者を募集

2005年09月16日20時38分

 高校野球などで知られる東北高校を経営する南光学園(仙台市、五十嵐迪雄理事長)は16日、同校の40~59歳の教職員約110人を対象に希望退職者を募ることを明らかにした。募集人員は15人程度。私立学校の経営は少子化の影響で厳しさを増しており、有名校もリストラを迫られた形だ。

 南光学園によると、東北高校の生徒数は現在2076人で5年前より約4割少ない。入学者数は03年度から定員割れが続き、今年度は定員840人を約15%割り込んだ。

 学園は昨年度から本格的な財政再建に乗り出した。今年度は教職員へのボーナス支給を取りやめ、定期昇給も停止。経費節減のため、最近は野球部の遠征試合を以前より減らすなどしていたという。

 希望退職者の募集期間は10月3日から同31日まで。通常の選択定年制度で定められた退職金に2割加算して支給する。

 全国私立学校教職員組合連合によると、この3、4年、生徒数が減り、経営の厳しい学校が増加。一部私学ではリストラが始まっている。
 教職員もオチオチしてはいられない時代になりました。特に私立は経営があるから顕著ですね。生徒=お客様ですからね。経営論理と教育論理を全うするのは並大抵のことではないと思います。特に現場で働いている先生にとってはこの上ないストレスでしょうね。生徒を集めるためには… こうなってくると、私立の場合は学習塾との区別がドンドンなくなっていきそうな予感がしますね。それか、スポーツや文化活動にシフトするか、かなぁ…「学校法人」っていう考え方事体が大きく見直されそうな感じがしますね。

 生徒数減少に伴うリストラは分かるけれど、私学ならばもう少し考えられるコトがあるんじゃないかなぁ?って思う、今日この頃……

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