Thursday, December 15, 2005

「公文式」インドで大繁盛

asahi.comの記事より

以下、引用
「公文式」インドで大繁盛 受験準備の子どもたち通う

2005年12月06日16時11分


 「数学に強い国」と言われるインドのニューデリーで、公文教育研究会(本社・大阪市)が今春開いた3教室に、所得上昇で月謝を払うゆとりができた親たちが子どもを熱心に通わせている。インド各地からの「塾を開かせて」という問い合わせが計400件近くあり、2年後には70教室まで増やす方針という。

 市南部の住宅街の教室では算数と英語の2教科を教え、1教科週2回の月謝が900ルピー(約2500円)。インドの物価水準では高いが、「お受験」準備の幼児から中学生までが通う。

 都市部では中・高所得層の子どもの多くは私立校に通い、厳しい進級試験がある。親の教育熱も高まり、暗算教室や中国式ソロバン塾もにぎわっている。

 公文の進出先はインドで44カ国・地域目。現地法人の小林裕幸社長は「ゼロを発見したとされるインドで算数を教えるのは大変かと思ったが、海外在住者からの口コミによる知名度があった」と話す。
 記事にもあるように、私のインドに対する印象として「ゼロを発見した国」というものがあった。それだけ、数学に対してはプライドもあるだろうと考えている。インドに限らないが、掛け算も日本のように9×9までではなく、99×99と2桁の掛け算まで暗記すると聞いている。その中で、公文式が流行るのには訳があるのではないだろうか?

 「ゼロを発見した国」だからこそ、既成概念にとらわれず、公文式に限らず、算盤など算数・数学に対して貪欲なのかもしれない。良いモノは取り入れて、自分たちの物とする強かさを感じる。

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