Friday, July 14, 2006

英語でお稽古

 英語でそろばんやピアノを習う小学生が増えている。塾やスポーツで忙しい子どもたちにとっては「一石二鳥」。小学校の英語必修化の動きもあり、習い事の世界も敏感に変わってきている。
 らしい。個人的には「いいな」と思う。

asahi.com: 習い事「一石二鳥」流 英語使いそろばん・柔術・ピアノ - 教育

 英語が話せるようになるかどうかといわれたら、本人の頑張り次第と言わざるを得ないが、インプットとアウトプットの場が増えるという点ではよいと思う。中学の2年間をこのようなアウトプットの場に使えればずっと変わるような気がしている。

 しかし、今の子どもは大変だ。
 ベネッセコーポレーションが02年に首都圏の小中学生を持つ母親約6000人に聞いたところ、英会話を習ったことがある子は27.4%。一方、これまで経験した塾と習い事は「5個以上」が40%だった。
 教育費が大変で子どもを産まないって選択も分からんでもないし、最近の子どもの犯罪も理解できなくもない。そんなことはさておき。きっと、家では遊びまくっているんだろうなぁ。勉強する場所とそうでない場所を分けないと精神的に参ってしまうだろうし、でも、英語に関して言えば自習というか自発的な勉強が必要条件であるので、場所を区別してしまうと伸びが鈍るので挫折しやすくなる危険性もあると思う。あまりにもボーダーを明確に引いてしまうのも問題だ。

 でも、子どものこの言葉は重要ではないだろうか。
 英会話教室に通っていたが、間違うと直されるのが嫌でやめた。「柔術では英語を間違っても大丈夫」
 学校などで教わった後には「なんでこう言わなきゃいけないの?」と多々思っていた。「こうでもいいんじゃない?」と思っていたが、それが正しくてもテストでは間違いになる。授業中の発言でも「それでもいいけど、こう言ってね」と訂正される。でも、記事のような場であったら、意思伝達の手段としての英語のはずだから、「この構文で言ってね」なんてことは絶対にないはずだ。間違っても意思伝達できればよい。教わった後も「そう言うのか」と前向きに捉えられるような気がする。確証はないけれど(若干の経験則はある)。

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