國弘正雄 『國弘正雄の英語の学びかた』

本書は的を絞ったコンパクトなもの。
只管朗読のやりかたについて。
書かれている内容は前著と同じ。
いくつか前著に書かれていない内容も
あるようだが、わずかである。
前著の焼き増しといわれても仕方ないが、
良書の方法論を筆者自ら再編集したと
考えれば、また違った意味合いがある。
目次
- ・本物の技をすべての人に伝えたい 安河内哲也
- ・はじめに
- 第1章 音読で英語を体に覚えさせる
- 國弘流「英語音読法」とは
- 「英語」はなぜ必要なのか
- 英語学習は、楽器やスポーツと同じ
- 学校英語をバカにしない
- 英語の意味をイメージしよう
- 第2章 音読で英語を活用自在にする
- 英語は「左から右に」読め!
- 知っておきたい「区切りのグループ」
- 英語の化学反応とは
- 「音読」で英語がペラペラに!
- 「音読」を重ねれば、文法も身につく
- 第3章 音読を無理なく、飽きずに続けるポイント
- 「リスニング」と「音読」の関係
- 「音読法」テキストの選び方
- 「音読法」音声の選び方
- 無理なく、飽きずに続けるポイント
- おすすめ「発音」練習法
- 第4章 音読パワーで英語を磨く
- 「書き取り、書き写し」も大切
- 「単語」を増やす方法とは
- 「音読」のゴールとは
- 「音読」をもっと活用するために
- こうすれば外国人とうまく話せる
- ・実践篇 さぁ、音読してみよう
- ・あとがき
本書に書かれていることは
ふたつに分けて考えることができる。
- 只管朗読の有用性
- 只管朗読の際の注意点
前著にまかせたいと思ってしまった。
具体的な勉強法は実は少ない。
まぁ、「あれをやれ」「これをやれ」と
いちいち、やりかたを確認しなければ
ならないような方法では本末転倒になりかねない。
勉強方法をおぼえるのがメインではない。
同程度のことが書かれている本に
『英会話・ぜったい・音読』シリーズがある。
こちらは、教材もついていてよりよい。
方法論もほとんど同じだが、本書は
安河内哲也氏が手を入れているせいか、
少しだけ注意点が細かい。
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