Tuesday, April 04, 2006

30~40代パパを狙え!…教育誌の出版相次ぐ

 自分の年齢や環境により、教育に関心を抱くようになった。記事の中にも出てきている「プレジデントFamily」は半分は興味本位で読んだ。

30~40代パパを狙え!…教育誌の出版相次ぐ : ニュース : 教育 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
 30~40歳代で、幼稚園児や小学生を持つ父母を対象にした雑誌の出版が相次ぎ、注目を集めている。

 この1年間、東京の大手出版社など4社が別冊として発売したところいずれも好評で、うち2誌が月刊誌として独立、1誌も7月からの月刊化を決めた。従来の育児、家庭誌と異なるのは、父親を意識した誌面作りをしている点。背景には子育てや子供の教育に関心を持つ父親の増加がありそうだ。

 4誌は130~160ページで、定価550~680円。最新号の発行部数は計50万部を超す。

 日経ホーム出版社(東京・港区)は昨年3月、「日経Kids+」を出版。4~9歳の子供がいる30歳代の父母が対象だ。「パパも主役」と位置づけ、子供と一緒に生活を楽しむ雑誌として、10月から月刊誌になった。

 尾島和雄編集長は「常に子供と向き合い、子育てが仕事になっている母親に代わり、父親が週末、公園の主役になっている。子供のころ持てなかったラジコンカーや望遠鏡を妻に買ってもらい、昔の夢をかなえてもいる」と、最近の父親像を語る。

 ビジネス誌を発行するプレジデント社(千代田区)も参入した。現役東大生と親を紹介する特集記事などを盛り込んだ「プレジデントFamily」を昨年11月に出版したところ、3日間で13万部が売り切れ、9万部を増刷。読者は40歳代前半の男性で、小学校高学年の児童を抱え、進学への関心も高い。

 3月発売の第2号は25万部を刷り、月刊化の準備を進める。鈴木勝彦編集長は「父親の目線で家庭の問題すべてを考える」と編集方針を説明。最近では、入学式や塾の説明会に出席する父親が増え、教育現場からは「父親の目が一層向くようになった」と、新雑誌出版に歓迎の声が上がっているという。

 教育評論家の尾木直樹さんは、「子育てを楽しむという視点が読者を引きつけている一方で、学歴社会の勝ち組にあこがれ、その価値観や教育観を読みたい人が雑誌を買っているのではないか」と分析。プロデューサーの残間里江子さんは出版界の動向について、「女性誌の細分化が行き着くところまで行き、今度は、家庭志向の父親と男性読者を絞り込んでいる」とみている。

(2006年4月3日 読売新聞)
 この手の特集は前々からあるのかと思っていたがそうではないらしい。しかし、プレジデントがこのような父親の教育観を刺激するような特集を組むことに、驚きと希望を感じた。まぁ、ドラゴン桜や女王の教室のヒットの影響だろう。

 「プレジデントFamily」の内容は「下流社会」と重なるので、コレを読んでもよいかと思う。

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