Thursday, September 27, 2007

本当に発音記号ならば

 英語の場合、どのような「ふりがな」がつけられるのか、私は知らない。もし、IPAなどの発音表記が付されているのならば、これはorzなコトではないと思う。

正しく読んで大統領! 演説草稿に〝発音記号〟|米国|国際|Sankei WEB

 日本人ならば、この記事を読めば、ふりがなを思いつく。確かに一国の長が、演説草稿にふりがな、― 外来語はカタカナ表記になるので、この場合は確実に母語にふりがながふられることになるので、ちと恥ずかしいのは分かる。

 英語ならば基本的には表音文字なので、日本語と対比して考えるならば、すべて平仮名で書かれているものと考えていい。しかし、英語母語話者でも読みに窮する綴り字もあるので、平仮名と単純に比べることもできない。

 発音記号というと、私たちはまず、辞書の単語の横に書かれた、eを逆さまに書いたような文字などを思い出す。あれがIPAだと思っていい(中には違うものもあるけれど…)。もし、IPAがルビで付されていたのであれば、「ブッシュ、ヤルじゃん」と、私は思ってしまう。英語母語話者の何パーセントがIPAを読めるだろうか?

 とりあえず、パックンは発音表記を読めないらしい。
In the show on September 17th, 2007 : 英語でしゃべらナイト

 まぁ、記事ではアルファベットでルビが付されているとあるので、例えば lightをliteのような感じなのであろう。しかし、失敗事例を見ると、発音の困難な単語という問題で片付けてよいのかと、思わないでもない。

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