Wednesday, June 18, 2008

Les blues vs Azzurri

 気合を入れてテレビをつける。だいぶ早い起床である。しかし、この時期は、この時間帯でも空は明るい。コーヒーをスプーンで躍らせながらテレビの前へ。時間はまだある。NHK をつけると「ダーウィンが来た!」をやっていたので観る。真正面からみるカンガルーは意外に怖いと知った。

 試合がはじまる。

 本日は、予選最終戦ということで、2試合とも同時刻にはじまる。Netherlands は主力を温存ということで、GK を含め9人を替えてきたらしい。Romania にとってはチャンスになるのか?France と Italy は勝たないといけない。はっきりしている。まぁ、Romania も勝たないといけないのには変わらない。とにかく、勝たないといけない。

 Romania, France, Italy が決勝トーナメントに進出するための条件は複雑だ。実況の話を聞いているとこうだ。
  1. Romania 勝ち → 決勝トーナメント進出
  2. Romania 引き分け → France, Italy の勝者が決勝トーナメント進出。France, Italy が引き分けなら Romania 決勝トーナメント進出
  3. Romania 負け → France, Italy の勝者が決勝トーナメント進出。France, Italy が引き分けだと Italy 決勝トーナメント進出

 France vs Italy、おもしろいカードを放送してくれたものだ。おそらくは消化試合のもくろみだったかもしれない。嬉しい誤算だろう。

 序盤から激しい。しかし、激しすぎた。Ribéry が負傷退場である。開始わずか10分で、この試合の顔が姿を消す。この試合どころか、来期のサッカー界にも影響がありそうな怪我のようだ。心配である。

 激しい試合はつづく。この試合のターニングポイント、Abidal の Toni へのファール。PK である。Toni と GK の状況をみていると不必要なファールだったと思わずにはいられない。Toni の状態を考えても入らないほうの率が高いのではないかと思う。とにかく Abidal は一発レッドで退場。

 痛い。私はサッカーのルールに詳しくないので、レッドではなく、イエローにしろと言いたかったが、小倉の話によるとルールらしい。枠内の決定的な場面でのファールは退場処分なのだそうだ。レフリーも厳しいジャッジをしなければいけないのだなぁと感じる場面であった。France は10人になる。めちゃくちゃである。

 この状態から France が2点をとるのは正直、厳しいと思った。なので、Romania の試合が気になる。前半はスコアレスドローである。

 後半がはじまり、Romania の試合が動く。Netherlands に1点が入る。順当である。Italy のサポータも喜ぶ。おそらくあの場にいた France, Italy のサポータも Netherlands が負けるとは思っていなかったと思う。

 私は France を応援していた。この状態ではすべてが絶望的だ。そして、私が望まないほうへ点数が加算される。

 さて、決勝トーナメントだ。気が早いが、Netherlands vs Spain を観てみたい。そして、Netherlands vs Portugal が私にとってのベストだ。

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