探検!ことばの世界
激しい雷は、なにか空の悲鳴のように思えてならない今日この頃です。もろい交通機関に翻弄させられるのは歯がゆいですが、それに依存しなければならないのは世の常。幸い、せわしい日常での出来事でなかったのが、不幸中の幸いか。しかし、楽しいレジャーの予定がゴチャゴチャしてしまうのは、いささか難儀かな……
さてさて、大津先生の「探検!ことばの世界」という本を読んだ。これがなかなか面白い。
Amazon.co.jp: 探検!ことばの世界
この本を知ったキッカケは、今年の春スクのときでした。英語科教育法のスクで、ことばへの興味喚起というお題のディスカッションのときに、指導教授が話していたのを最近、なぜか、ふと思い出して図書館に走った。
平易な語りで、面白い例が多く、私のような「国語嫌い」が読んでも惹き込まれる。私のような「国語嫌い」だからこそ惹き込まれるのかもしれない。英語学で、生成文法を知ったときから、これは理系思考の人にはソソラレル内容だと思った。ちなにみ、私は理系人間である。腐れ縁の友人、彼も理系思考で同じように英語教育を志したものの断念したが、同じように興味を示したといっていた。サンプルが少なすぎるが傾向は強い。データマイニングを専攻していた同僚も、生成文法は面白いと言っていた。内容はそれを包括している。
そして、もうひとつ、分かり易い例が多い。中学・高校生向けらしいが、英語の知識(なにも高度な知識が必要というわけではない)があるとなおさら面白さが増す。国語についても同様。動詞の活用形なども、私はひとつひとつ疑問も持たずに覚えていた口だ。この本のような切り口をしている先生もおらんかったし、友人もいなかった。学生時代にこの本にであっていればと思った。
この本の目的は、「ことば」への興味喚起である。十分にその目的を果たせると感じた。語学学習の一番のモチベーションは「興味」だ。英語ばかりでなく国語にも影響大だろう。
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この本を知ったキッカケは、今年の春スクのときでした。英語科教育法のスクで、ことばへの興味喚起というお題のディスカッションのときに、指導教授が話していたのを最近、なぜか、ふと思い出して図書館に走った。
平易な語りで、面白い例が多く、私のような「国語嫌い」が読んでも惹き込まれる。私のような「国語嫌い」だからこそ惹き込まれるのかもしれない。英語学で、生成文法を知ったときから、これは理系思考の人にはソソラレル内容だと思った。ちなにみ、私は理系人間である。腐れ縁の友人、彼も理系思考で同じように英語教育を志したものの断念したが、同じように興味を示したといっていた。サンプルが少なすぎるが傾向は強い。データマイニングを専攻していた同僚も、生成文法は面白いと言っていた。内容はそれを包括している。
そして、もうひとつ、分かり易い例が多い。中学・高校生向けらしいが、英語の知識(なにも高度な知識が必要というわけではない)があるとなおさら面白さが増す。国語についても同様。動詞の活用形なども、私はひとつひとつ疑問も持たずに覚えていた口だ。この本のような切り口をしている先生もおらんかったし、友人もいなかった。学生時代にこの本にであっていればと思った。
この本の目的は、「ことば」への興味喚起である。十分にその目的を果たせると感じた。語学学習の一番のモチベーションは「興味」だ。英語ばかりでなく国語にも影響大だろう。
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