矛盾とカオスと立川談志
「台風がきているんだ」といわれても
「そりゃたいへんだ!」と返事するような
激しい雨風でも過ぎ去ると物悲しい。
乱れ散った枯れ葉が彷彿させることは
「春の嵐」であったが、
本日の風はまさしく冬の嵐である。
立川談春氏の『赤めだか』を読む。
理由は評判がよく、売れているから。
どこの誰の紹介か失念したが、
このセリフいいなぁと思った。
どんなセリフなのか覚えていないのだが、
いいなぁという感覚だけが残っていた。
「こんなのが一杯あるのか」
という期待があった。
近ごろ、名言やらなんやらに妙に惹かれる。
読んでいたらそのセリフにひっかかった。
落語にかぎらず演芸のたぐい、テレビドラマ
映画、小説など人間関係を描いたもの、
広くまとめると人文系に、自分を省いた。
秀逸だと思った。
おもしろかったよ、立川談志が。
「そりゃたいへんだ!」と返事するような
激しい雨風でも過ぎ去ると物悲しい。
乱れ散った枯れ葉が彷彿させることは
「春の嵐」であったが、
本日の風はまさしく冬の嵐である。

理由は評判がよく、売れているから。
どこの誰の紹介か失念したが、
このセリフいいなぁと思った。
どんなセリフなのか覚えていないのだが、
いいなぁという感覚だけが残っていた。
「こんなのが一杯あるのか」
という期待があった。
近ごろ、名言やらなんやらに妙に惹かれる。
読んでいたらそのセリフにひっかかった。
「お前に嫉妬とは何かを教えてやる」(pp.116)
落語にかぎらず演芸のたぐい、テレビドラマ
映画、小説など人間関係を描いたもの、
広くまとめると人文系に、自分を省いた。
秀逸だと思った。
おもしろかったよ、立川談志が。
No comments:
Post a Comment