Thursday, May 11, 2006

教職員の成果とは? - 教職員に成果主義

 成果主義導入のニュースは岩手県だが、現在、どの程度教職員に対して成果主義が導入されているのだろうか?とても興味がある。まず成果目標をどのように設定するのだろうか?評価期間は、学期単位かそれとも年度か、はたまた受け持った子どもたちが卒業するまでだろうか。少し調べてみる価値はありそう。

教職員に成果主義。県教委が導入へ(岩手) : 教育行政 : 地域ニュース : 教育 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
 県教委は今年度から、教職員の勤務成績に基づき、昇給やボーナスの額に差を付ける制度を導入する。今月中に詳しい評価制度や基準をまとめ、来年4月の昇給や今年12月に支給するボーナスから適用する方針。これまでの教職員の勤務評価は、人事の参考にはなっても、給与には反映されなかった。今回、県人事委員会の勧告に従い、制度を見直すことにした。

 県立学校や市町村立の小中学校の教職員ら計約1万4000人が対象となる。

 新制度では、教職員をAからEまでの5段階で評価し、成績に応じて昇給に差を付ける。評価の方法は人事委員会の規則に沿って、上位のAとBは相対評価とし、下位のDとEは基準に該当した教職員に付けるようにする。結果的にC評価を得る人が最も多くなる見通し。ボーナスについても、昇給とは別に4段階に分けて支給額を決める。

 県教委は評価の担当者や職場ごとの評価の指針を詰め、6月から評価を始める。教職員課は「公平で客観的な制度を早急に取りまとめたい」としている。

(2006年5月11日 読売新聞)
 しかし、この記事を読むと、どうも公務員の給与カットの穴埋め的なニオイがしてならない。私だけだろうか……

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