Tuesday, May 09, 2006

母語と母国語

 ひっかかりシリーズ第2弾です。第1弾は外人と外国人でした。

 私は最近まで特に意識せずに母語や母国語という言葉を使っていました。どちらかというと、母国語という言葉のほうが、使用頻度は高かったように思います。その国で話されている言葉というよりは、第1言語といったニュアンスで使っていました。

 なぜ、この言葉にひっかかったのかというと、第2言語の話をするときに頻繁に使われる言葉です、このふたつは。その中で、何人かは使い分けているような気がしたんですね。そこにひっかかり少し調べてみようと思いました。

 端的にいうと、母国語という言葉は日本でしか使わないようです。政治的な理由があるってのが大抵の見解かと思います。Googleさんで調べてみると、そこいらの意見がワンサカ出てきます。そして、辞書(Yahoo!辞書)の国語で母国語を調べると、その意味は母語に内包されて、母語のなかの狭義で母国語といった示し方をしています。要は意味は同じですよということ。

 私の意見としては、母国語は公用語とでも呼んだほうがいいのではと思う。

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