Saturday, February 18, 2006

滋賀県園児殺害事件から見えた一筋の光

 痛々しい事件が起きた。詳細はすでに知られていると思うので割愛するが、問題点も露呈したのではないかと思った。

 本当にいろいろと防犯に対して検討されているが、やはり大人が円滑な人間関係を営めているかどうかが根本ではなかろうか。大人同士のよいコミュニケーションはよいコミュニティを作る。よいコミュニティは温かい雰囲気を作る。温かい雰囲気のなかでは前向きになれる。

 今事件は容疑者が外国人ということであり、このようなことが顕著に現われたが、日本人同士でも同じこと。日本では、異文化間コミュニケーションの前提として新参者がフィットさせるというルールがあるように思う。そこで誠意やらなんやらを見極めというのが流れでないだろうか?しかし、ひとりで苦しめるようなことはなしに、必ず手助けで誰かが付き添って教えてくれたではなかろうか。今回は報道等ではそれがなかったように受取れる。

 単純なこと、みんなで助ければよかった。誰かがというと、集団心理で誰もやらなくなるので、お節介でもよいから集団に招き入れる雰囲気を伝えればよかった。ただそれだけだと思う。

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