Tuesday, February 14, 2006

体内時計 朝の作動が重要 : ニュース : ジョブサーチ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 「朝型人間のすすめ」なる本が巷には溢れていると思う。結構、理にかなっているのかなと思った。

体内時計 朝の作動が重要 : ニュース : ジョブサーチ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
 ほぼ24時間周期のリズムを刻んでいる哺乳(ほにゅう)類の「体内時計」は、異なる時間に働く16個の時計遺伝子によって制御されているが、朝に働く遺伝子のオン・オフ(活性・停止)が正常に作動しないと、周期リズムが消滅してしまうことを、理化学研究所などの研究チームが突き止めた。睡眠障害などの治療薬開発につながる成果で、12日付の専門誌「ネイチャー・ジェネティクス」電子版に発表された。

 16個の時計遺伝子のうち9個は、朝の時間帯に働く。同研究所発生・再生科学総合研究センターの上田泰己チームリーダーらはこれまでの動物実験で、「朝型」遺伝子を働かなくすると、昼や夜に働く時計遺伝子にも影響し、細胞全体の周期リズムが消えてしまうことを確認している。今回、同センターと米スクリプス研究所は、朝型の時計遺伝子が常に働いている状態にして影響を調べた。その結果、この場合も細胞の周期リズムが消えることが判明。研究チームは、朝型の時計遺伝子の「オン」「オフ」の正常な切り替えが、非常に重要であると結論付けた。
(2006年2月13日 読売新聞)
 「不眠」は現代病だ。眠ることは体内時計と原子時計で規定された時間とのズレを調整する機能である。そして、一日の情報を整理する、とても重要な処理を行う時間でもある。

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