Saturday, October 28, 2006

「アナタ」にこめられた想い

 10月27日付の読売新聞朝刊の編集手帳を見て思い出した。

10月27日付・編集手帳 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 それは、ある南極越冬隊のエピソードである。編集手帳ではこう書かれている。
その昔、日本から届いた電報が南極の昭和基地で読み上げられたとき、一同の胸に深くしみ入ったのは、ある隊員に夫人があてた三文字の電文であったという。「アナタ」。
 今見てもこれは強烈だなぁと思う。いつまでも強烈な言葉として受け継がれてもらいたい。というか、強烈な言葉として受取れる感受性が受け継がれてもらいたい。

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