Monday, October 23, 2006

法務省と文科省

 これは鵜呑みにしていい記事なのかどうか、非常に悩む。

<いじめ>法務省調査では「増加」 文科省とは逆の結果に | エキサイトニュース

 法務省の調査どおり「いじめが増加」しているのなら、文科省は数値目標のためならなんでもする、非常な場所のように響いてしまう。なぜこのような結果になったかという一つの考察が記事ではこう示されている。
 一方、文科省は、学校や自治体教委の報告を積み重ねる形だ。学校側がいじめを見落としたり黙認したりすれば、統計には反映されない。また、いじめ根絶を目指す自治体が発生件数を具体的な目標として数値化したため、「実態を目標に合わせて報告する例もあるのでは」との指摘もある。
 もし、これが原因ならば、いじめ発生件数を目標とすることに間違いがあるのではないだろうか。「いじめゼロが理想だ」という考えに異論はない。それならば、いじめが1件だろうが100件だろうが、発生件数に意味はないのではないだろうか?よくよく考えると「いじめ発生件数を目標とする」とは、おかしなものだ。

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